「魔法のランプにお願い」ペ・スジが2週連続1位!25年10月第2週 韓ドラ出演者話題性トップ5
10月14日、『25年10月第2週 韓ドラ出演者話題性ランキング』が発表された。
今回のランキングでは、Netflixオリジナルドラマ『魔法のランプにお願い』とJTBCの青春ロマンス『100番の思い出』の主演陣が上位を独占。
2週連続で首位を守ったペ・スジを筆頭に、キム・ウビン、キム・ダミ、シン・イェウンなど、韓国ドラマ界を代表する俳優たちが熾烈な存在感を放った。
特に、レトロな映像美とヒューマンな感情描写で注目を集める『100番の思い出』勢の健闘が目立ち、新旧スターの競演に熱い視線が注がれている。
そこで本記事では、10月第2週の韓国ドラマ界を盛り上げた韓国俳優5人をご紹介する。
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第5位 イ・ジュノ
10月11日より韓国tvNで放送がスタートした『テプン商事』で主演を務めるイ・ジュノが、話題性占有率3.92%(前週比 +1.11%)を記録し、第5位にランクインした。
本作は1997年のIMF危機(アジア通貨危機)を背景に、資金も人材もない中で突然会社の社長となった青年の奮闘を描くヒューマンストーリー。イ・ジュノは「テプン商事」代表、カン・テプン役を熱演している。
2023年に放送された大ヒット作『キング・ザ・ランド』(JTBC)以来、約2年ぶりとなる主演作として注目を集め、初回から安定した演技力とカリスマで存在感を示した。
自由奔放だった若者が、経済危機という過酷な現実に直面しながらも成長していく姿を繊細に表現し、視聴者の共感を呼んでいる。
主演俳優としての成熟と新たな挑戦、その両面を兼ね備えたイ・ジュノの“俳優としての現在地”が見える作品だ。
第4位 シン・イェウン
第4位は、JTBCドラマ『100番の思い出』と、Disney+のオリジナル韓国時代劇『濁流』の2作品で主演を務めるシン・イェウン。話題性占有率4.19%(前週比 +0.46%)を記録した。
今回の順位は、『100番の思い出』で見せた彼女の存在感が牽引したもの。
劇中ではチョンア運輸の100番バス車掌ソ・ジョンヒを演じ、明るさと情熱を兼ね備えた人物像を生き生きと表現している。
繊細で本能的な演技、そして瞬時に感情を切り替える鋭い演技力で、作品に深みと温度を与えた。
『濁流』での歴史的世界観とは対照的に、『100番の思い出』ではレトロな日常の中で人間らしい温かさを描き出し、その演技の幅広さを証明している。
今、最も勢いのある若手女優のひとりとして、シン・イェウンの存在感はますます輝きを増している。
第3位 キム・ダミ
第3位にランクインしたのは、キム・ダミ。今回、話題性占有率5.48%を獲得した。
9月13日より韓国JTBCで放送中の『100番の思い出』で主演を務めるキム・ダミ。
劇中では、チョンア運輸の100番バス車掌として働くコ・ヨンレ役を熱演。家庭を支える母親を助けるため、日々懸命に働く姿を通して、1980年代の庶民のリアルな息づかいを伝えている。
キム・ダミは、夢を諦めず現実に立ち向かう模範的な長女としての誠実さと強さを軸に、時に見せる怒りや切なさといった感情の揺らぎを繊細に表現。その深みのある演技が視聴者の共感を呼び、作品全体の温かくも切ないトーンを支えている。
確かな存在感と演技力で、次世代の信頼できる主演女優としての地位を不動のものにしている。
第2位 キム・ウビン
10月3日に配信スタートしたNetflixオリジナルドラマ『魔法のランプにお願い』で主演を務めるキム・ウビンが、話題性占有率7.28%で第2位にランクインした。
劇中では、千年ぶりに人間界へと戻ってきたキャリア断絶精霊ジーニー役を演じ、神秘的かつ人間味のある存在として視聴者の心を掴んでいる。
コメディタッチの軽妙なやりとりから、深い感情を滲ませる繊細なシーンまで幅広くこなし、俳優としての表現力の高さを改めて証明した。
本作は、2023年のNetflixオリジナルドラマ『配達人~終末の救世主~』以来、約2年ぶりの主演作となり、待望の復帰作として大きな注目を集めている。
ファンタジーとロマンス、そして人間ドラマが交錯する本作で、キム・ウビンは唯一無二のカリスマを放っている。
第1位 ペ・スジ
Netflixオリジナルドラマ『魔法のランプにお願い』で主演を務めるペ・スジが、話題性占有率11.71%を記録し、2週連続で首位の座を守った。
劇中では、祖母のルールと自身のルーティンに縛られた、感情を失った女性キ・ガヨン役を熱演。
スジは、冷徹で無機質な表情の奥に潜む怒りや狂気、そして抑圧された感情のうねりをリアルに描き出し、これまでの清純派イメージを覆す大胆な演技で高い評価を得ている。
本作は、2023年のNetflixオリジナルドラマ『イ・ドゥナ!』以来、約2年ぶりとなる主演作。成熟した演技力と存在感で、キャリアの新たなステージに突入したことを印象づけた。
感情のないヒロインという難役を通じて、ペ・スジは女優としての進化を見事に証明している。
(ライター/ダンミ ニュース部)
