<いじめ、誰が悪い?>「友だちやめようか?」仲良しだった親友の態度が急変!嘘つきとは?【まんが】
数年前のお話です。私は2人の娘を育てる30代のメグミです。上の娘ヒマリがこの春小学校に入学しました。私は在宅勤務をしており、下の娘を保育園に送りがてらヒマリの登校を見守るようにしていました。
ヒマリにとってナナエちゃんは、同じ保育園から同じクラスになった唯一の友達です。保育園でも仲良しだったことから「唯一無二の親友」という気持ちが強いのかもしれません。しかし小学生になった今、親がどこまで介入していいものか……。子どもの人間関係も難しいなと感じています。
「一緒に遊ばないよ!」繰り返されるイジワル!娘の涙と母親の想い
ヒマリとしてはずっと仲良くしたいのかもしれません。しかしナナエちゃんの度重なる意地悪にヒマリは傷つくばかり。私としては「もう遊ばないでほしい」と思ってしまうのです。ナナエちゃんママとは何度かメッセージのやりとりをしましたが、「子ども同士のことには関わらない」という態度でイライラが募るばかりです。
イジワル……?いや、立派なイジメです!ウソつき呼ばわりされ孤立
次の日の朝、ヒマリが教室に入ると……。
私はいてもたってもいられなくなり旦那リョウヤに電話をかけました。すぐにナナエちゃんの家に行って話をしたいと思ったからです。さすがにここまできたら、ナナエちゃんママの「子ども同士のことには関わらない」スタンスは通用しないはず。私はヒマリを守るためにできる限りのことをするつもりです。
ムカ!鼻で笑う相手ママ「嫉妬してるみたいでぇ~」話にならない!
ヒマリがナナエちゃんの「いじめ」によってどれだけ傷ついたか……。悔しくてたまらない私は、ナナエちゃんに思わず強い言葉をぶつけてしまいました。ナナエちゃんママは自分の子が「いじめ」をしているという自覚は全くない様子。結局その日は「この人とはわかりあえない」と絶望的な気持ちで帰宅したのでした。
「朝になるのが怖いよ……」おびえる娘。パパとママが絶対に守る!
担任の山口先生には対応への感謝とともに、「しばらくお休みします」と伝えて電話を終えました。私たち夫婦はヒマリに寄り添い、絶対に味方でいるつもりです。今一番に考えるべきはヒマリの気持ち。焦らずゆっくり心の回復をさせてあげようと思っています。
1週間ぶりに登校!「え、来たの?」勇気を振り絞った娘への仕打ち
勇気を振り絞って1週間ぶりに教室に入ったヒマリ。しかしナナエちゃんを含め、クラスのみんながヒマリのことを無視するようにいなくなり……。ヒマリの心の傷がよりいっそう深くなってしまいました。ナナエちゃんが何も変わらない以上、やはり行かせるべきではなかったのでしょうか。
苦しむ娘、不登校に……。相手との関係を断つ決意!「転校しよう」
私たち夫婦が出した結論は「ヒマリを今の環境から離す」ことでした。そして私は別の学区へヒマリを「転校」させるため動きはじめたのです。ヒマリの笑顔を取り戻すためならどんな手続きでもするつもりだし、たとえ引っ越しになったって構いません。親としてできる限りのことをしてあげるつもりです。
転校は「逃げ」でも「間違い」でもナイ!娘の笑顔を守るための決断
今はヒマリの心の回復を優先して、家でゆっくり過ごさせています。ただヒマリが笑顔を見せてくれたことで、転校先の学校ではきっと楽しく過ごせるはずと確信しました。ヒマリの気持ちを最優先に考えながら、家族みんなで歩んでいこうと思います。