コストコ「ロティサリーチキン」の骨は捨てないで!絶品スープリメイク術を伝授
「ロティサリーチキン」の骨で作るスープが絶品!
コストコを代表する商品「ロティサリーチキン」。不動の大定番ながら、週末には焼きあがりを待つ人々で列ができるほどのスター商品です。
じっくり焼き上げられた丸鶏は、皮はパリッとスパイシーで身はやわらかジューシー。しかもそれだけじゃないんです!食べ終わったあとの「骨」まで味わうのがコストコ通。
本記事では、「ロティサリーチキン」の骨で作る絶品スープやアレンジ術をご紹介します。
口コミ・SNSでの反応
ロティサリーチキンまじで捨てるとこない!
さいごはスープまで堪能するのがお約束♪
生の鶏がらから作るより断然手軽でおいしい
スープの材料
スープ作りのメイン食材は「ロティサリーチキン」の骨です。丸々とした身をおいしくいただいたら、残った骨を取り分けておくことをお忘れなく♪ チキンの切り方や骨の取り分け方は下記の記事を参考にしてくださいね。
〈材料〉
・ロティサリーチキンの骨……1パック分
・長ねぎの青い部分……1本分
・塩……適量
・水……適量
・お好みで香味野菜やトッピング……適量
調味料は塩だけなので、天然塩や岩塩など、チキンの旨みを引き出すちょっとおいしい塩があれば理想的です。
あとは、お好みで香味野菜をプラスするとさらにコクがアップ。ねぎの青い部分を一緒に炊くと鶏肉の雑味が抑えられ、風味よく仕上がりますよ。白い部分は仕上げやトッピングに。にんにくや生姜、セロリなどもおすすめです。
作り方
1. チキンの骨を取り分ける
まずは「ロティサリーチキン」の身と骨を分けます。少々肉が残ったままでも大丈夫ですよ。関節など扱いやすいところで骨を割っておくと、出汁がよくとれます。
2. 材料と水を鍋に入れ火にかける
塩以外の材料と、かぶる程度の水(ここでは1.5Lほど)を入れ火にかけます。骨に残った脂や赤黒い部分が気になる場合は軽く洗ってもOKです。
3. 沸騰したらアクを取る
沸騰後したらアクを取り除きます。ていねいに作業するのが雑味のないスープに仕上げる重要なポイントです。
4. 鶏がらを取り出して漉し、味を整える
アクを取ったあと1時間ほど煮込みます。沸騰させずに弱火でコトコト火を入れるとクリアな澄んだチキンスープに、骨を砕きながらグラグラと煮立てると白濁した鶏白湯のようなスープになりますよ。
さいごに鶏がらを漉して再び火にかけ、塩で味を整えたら完成です。
スープを作るときの注意点
口をつけた骨は使用しない
小さな骨や砕いた鶏がらに気をつける
衛生上、直接口に頬張った骨は使わないようにしましょう。また小さな骨を飲み込んでしまわないよう、目の細かいざるやサラシで漉して仕上げるのがおすすめです。
簡単!旨みたっぷり濃厚鶏がらスープに驚き
筆者はグラグラと煮立てて、白濁した濃厚スープに仕上げました。「ロティサリーチキン」の骨を使うことで下処理要らずの手軽さです。
骨に旨みがたっぷりなので、あれこれ調味料を入れる必要はなし。塩だけで驚くほどおいしいスープが作れますよ。スープはまろやかで深い味わい。一般的な鶏がらスープとはひと味違う、力強い鶏の風味が絶品です!
さらにスープを堪能。おすすめアレンジ2選
1. 滋味深い鶏の旨み「鶏雑炊」
「ロティサリーチキン」のスープをお米にたっぷり吸わせた鶏雑炊。滋味深い鶏の旨みが体に染みわたるようでほっこりします。骨のまわりに残った小さな鶏肉がちょうどよい具材になりますよ。
2. お家で本格「鶏中華そば」
中華麺と合わせれば、スープまで飲み干したい絶品鶏そばに。麺は出汁と絡みやすい細麺がおすすめです。お好みで鶏肉やパクチーをトッピングして召し上がれ♪
骨までおいしい「ロティサリーチキン」は余すとこなし
まさに骨まで味わい尽くすことこそ、コストコ「ロティサリーチキン」の流儀。購入した際は、スープで締めることをお忘れなく!一度試してみればもう骨は捨てられません。雑炊やラーメンなど、さらなるアレンジにもチャレンジしてみてくださいね。
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※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:kachi(食生活アドバイザー / 調理師)