【高知移住ファミリーのリアルライフ 舞子の昼ごはん編】高知で大好きになった花ニラたっぷりオイスター焼きそばにオクラのスープ!日曜市など街路市で買った高知野菜たっぷりのリアルな昼ごはんを公開
高知の豊かな食と文化、美しい自然、明るくて人懐っこい高知の人たちに惹かれて、2024年に家族で大阪から高知へ移住した小塚舞子です。
夫と、小学一年生の娘の三人家族。
関西を中心に、タレントやライターとして活動しています。
今年初めてよさこい祭りに参加した娘。来年も、その次もずっと出たいとのことで、我が家の夏は毎年よさこいに捧げることになりそうです。私も踊りたい!
前回に引き続き、高知県民のリアルな食卓をご紹介します。今回はお昼ごはんです。
盛り付けのセンスはさておき。高知の野菜たっぷりのオイスター焼きそばと、オクラと豆腐のスープです。
なすやニラなど、生産量全国一位を誇る野菜がたくさんある高知。スーパーや街路市に並んでいる野菜が少しずつ変わってきて、季節が進んでいるのを感じられるようにもなってきましたが、夏の野菜もまだまだ元気いっぱい!
高知で出会う、新しい野菜
大阪にいるときはほとんど見かけず、高知で大好きになった野菜。そのひとつが「花ニラ」です。
地元のスーパー「サニーマート」の産直コーナーにありました。
昨年の同じ季節よりも、今年はたくさん見かけた気がします。見つけるとつい手に取ってしまう花ニラは、シャキシャキしていて、甘くて、本当においしい!
一般的なニラよりも香りが少なく柔らかいので、子供も食べやすいようです。このまま花瓶に飾ってもかわいい。
野菜の新しい姿を発見できるのも、生産者さんが近くにいる高知ならでは。
緑色の中に紛れ込んでいる赤色は、ピーマンの成熟した姿です。なんだか辛そうにも見えますが、赤くなると甘みが増して栄養価も高くなるとのことで、いいことづくし。しかし日持ちはしないので市場に出回ることはあまりないのだと、近所で野菜を育てている方が教えてくれました。
最近はパプリカが高くて、彩りのために炒め物に入れるのはちょっとなあ…と買い渋っていたのでうれしいです。
”食べること”への愛が深い高知
「サニーマート」のカツオコーナーには、生のカツオにタタキ、切り身もあれば柵もあって、いつでもたくさんのカツオが並んでいます。
高知といえばやっぱりカツオ。私はてっきり「カツオの漁獲量」が飛び抜けているんだと思っていましたが、高知は「カツオの消費量」が全国一位。
もちろん高知でとれるカツオは抜群においしいですが、この日並んでいたカツオたちも、長崎県産だったり鹿児島県産だったりと、ひとつの地域からでは足りないくらい。
ただただ、おいしいカツオが好きな高知県民。やはり手に取っている人も多く、カツオに対する貪欲な姿勢が窺えます。
高知の人たちは、カツオだけでなく、とにかくおいしいものが大好き。
県出身の方は「おいしいもののためなら、車で2時間かかっても行く!」とおっしゃっていました。
たしかに高知の知人がすすめてくれたラーメン屋さんは、調べてみると車で1時間半かかる北川村にあったり、新子の季節にはみんなこぞって中土佐町(車で1時間)まで出かけたり、時間もお金も惜しみません。
ちなみに、新子とはソウダガツオの稚魚のこと。鮮度が命の魚で、水揚げされてすぐに食べると、もちもちの食感(高知ではぐびぐびといいます)。
感動のおいしさは、晩夏のごちそうです。
お肉コーナーに行くと、「実はこれが一番おいしいよ。」という手書きのポップが。
高知の人が言うなら間違いない!しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉を買いました。
豚汁を作る時も炒め物にも、薄いお肉を使うのが好きです。
おすすめなのに割引されていた豚バラ肉や、中華そば、花ニラとピーマンはサニーマートで。
オクラとなすと玉ねぎは街路市で買ったものを使いました。
高知の街路市といえば「日曜市」が有名ですが、他にも「火曜市」「木曜市」「金曜市」に、土曜日は「オーガニックマーケット」と、たくさんの市があります。
共通しているのは、県産のものが買えること。夜ごはん編では、街路市の魅力もご紹介します。
そういえば、焼きそばにかけたラー油も、日曜市に出店されていた「フルヤジ」さんで買いました。移住前からリピートしているお気に入り。
にんにくの香ばしさと、甘さも感じる塩っけと、心地のいい辛さで、何にかけてもおいしいです。そろそろなくなるので、買いに行かなければ…!
それではまた、高知県民のリアルな夜ごはんでお会いしましょう!