震災から復興のストーリーを写真で展示!新長田の『WALL GALLERY』に行ってきました 神戸市
先日、地下鉄海岸線の「8番出口」イベントを取材した際に見つけた『WALL GALLERY』。阪神・淡路大震災が発生する前の街並みから、発生してすぐの街の様子、その後しなやかに復興していく姿が写真で展示されています。
入口付近や施設内にはベンチもあり休憩している人も多い場所ですが、今回はしっかりその展示を見学してきました。
『WALL GALLERY』は新長田駅から地下道を南に進んだ場所にあります。出入口には阪神・淡路大震災が発生した日時とマグニチュードが表示されています。
施設内では地震前、周辺地域が栄えた地域であったことをうかがわせる写真を数多く展示。その後、地震が発生してから復興していく様子が時系列で並べられています。
名前にもなっている「WALL(壁)」は、長田区若松町にあった公設市場のコンクリート防火壁「神戸の壁」のことを指しているそう。
“震災の生き証人”となった神戸の壁の保存活動は現在も続けられており、施設内にも神戸の壁の基礎を使ったベンチやレプリカなどが展示されています。
“新長田の震災資料館”として様々な写真や資料がある施設ですが、こちらには「神戸ストリートピアノ」も設置されているため、自由に演奏を楽しむことができますよ。
長田や神戸の街の歴史を改めて学べる機会となりました。さらに駅方面からの地下道には、長田らしさを感じさせる装飾もあるのでこちらも要チェックです!
場所
WALL GALLERY(ウォールギャラリー)
(神戸市長田区腕塚町5丁目5-1)