チャニング・テイタム、デイヴ・バウティスタら豪華キャストが『Alpha Gang』で大共演 ─ 革ジャンのエイリアン侵略者集団が人間の「感情」に屈する
マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役でおなじみのデイヴ・バウティスタ、『マジック・マイク』シリーズなどで知られるチャニング・テイタム、「ウォーキング・デッド」スティーヴン・ユァン、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)ゾーイ・クラヴィッツをはじめとする豪華キャストが、映画『Alpha Gang(原題)』に大集結を果たすことが明らかとなった。米などが報じている。
『Alpha Gang』で中心となるのは、地球征服のために送り込まれたエイリアンの侵略者集団。彼らは、1950年代の革ジャンに身を包んだ「アルファ・ギャング」と呼ばれるバイカーグギャングとして人間に変身し、容赦なく任務に取り組んでいくが、最も有害で感染力の強い人間の"感情"に屈してしまう……。
元レスラーのバウティスタは、ここ近年、サスペンス映画『ノック 終末の訪問者』(2023)やSF大作映画『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズなど異なるジャンル作品に挑み、肉体派俳優のイメージを払拭しつつある。テイタムは、『ザ・ロストシティ』(2022)『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(2024)などでも活躍している。
人気ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン1~6までグレン役でレギュラー出演したスティーヴン・ユァン、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)でセリーナ・カイル/キャットウーマン役を演じたゾーイ・クラヴィッツも参加。クラヴィッツは、テイタムが主演した映画『Blink Twice(原題)』(2024)で監督デビューを飾っており、すでに2人はタッグ済みだ。
さらに、シリーズでマドレーヌ・スワン役に扮し、『デューン 砂の惑星PART2』(2024)に出演したレア・セドゥも加わり、バウティスタと再び顔を合わせることになる。他、『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)『ローガン・ラッキー』(2017)などに登場しているライリー・キーオも参加。キーオとクラヴィッツは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)にて共演済みで、リユニオンを果たすキャストが少なくない。
エイリアンの侵略者集団のリーダー役で、『アビエイター』(2005)『ブルージャスミン』(2014)でオスカーに輝いたケイト・ブランシェットの主演が決定済み。新キャストは残りの侵略者集団のメンバーを演じる。キャラクター名などの詳細は不明だ。
監督を務めるのは、『トレジャーハンター・クミコ』(2014)「THE CURSE/ザ・カース」(2023)を手がけたネイサン&デヴィッド・ゼルナー兄弟。2人は、サンダンス映画祭でプレミア上映された冒険コメディ映画『Sasquatch Sunset(原題)』(2024)で話題をさらった監督だ。ロッキー山脈で目撃されるUMA(未確認動物)サスカッチの一団を追う摩訶不思議な世界が繰り広げられる、捻りの効いた独特の作風で評判を呼んだ兄弟監督が、いかに超豪華キャストをまとめ、個々の魅力を引き出すのかも見どころの一つとなりそうだ。
ゼルナー兄弟とブランシェットはプロデューサも兼任し、『フィンガーネイルズ』(2023)のココ・フランチーニ、「アンダー・ザ・ブリッジ」(2024)のジーナ・ガンメル、『ブレイク・タウン』(2020)のメアリー・アローらも名を連ねる。本作の販売・配給を担当するmk2 Filmsでマネージング・ディレクターを務めるフィオヌアラ・ジェイミソンは、「この豪華な新キャストたちはコメディの才能にあふれ、待望の映画にさらなる興奮をもたらしてくれるでしょう」と寄せている。
超豪華メンバーが大集合する映画『Alpha Gang(原題)』は、2025年春に米国公開予定。
Source: