「スター・ウォーズ:アソーカ」シーズン2、2025年4月に撮影開始 ─ イギリスに移転、LEDスクリーンに頼らず撮影?
ドラマ「スター・ウォーズ:アソーカ」シーズン2の撮影が、2025年4月にイギリスで開始される計画であることがわかった。米が報じている。
本作は「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」に登場したアナキン・スカイウォーカーのパダワン、アソーカの単独シリーズ。アソーカ役は(2019-)と「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021)からロザリオ・ドーソンが続投しており、シーズン2の計画は2024年4月にされていた。
「アソーカ」シーズン1の撮影はアメリカ・ロサンゼルスで実施されたが、シーズン2は「スター・ウォーズ:アコライト」(2024)や「キャシアン・アンドー」(2022-)に続いてイギリスでの撮影となる。ルーカスフィルムは、実物セットと半円筒形のLEDスクリーンを併用する撮影技術“ボリューム・ステージ”を駆使した「マンダロリアン」や「オビ=ワン・ケノービ」(2022)などをロサンゼルスで撮影しており、「アソーカ」シーズン1にもこの技術が使われていた。
ところが今回の報道によると、シーズン2はこの“ボリューム・ステージ”に頼るのではなく、複数の技術を活用する形で撮影が進められるとのこと。ロケ撮影が組み込まれるとしたら、シリーズのルックに少なからぬ変化が生じることになりそうだ。
ルーカスフィルムは映画『マンダロリアン&グローグー(原題)』を2026年5月22日に米国公開予定。「アソーカ」シーズン2も、撮影が2025年4月に始まることを鑑みると2026年春以降のリリースとみられる。ただし、膨大なVFX作業を含むポストプロダクションの期間を勘案すると『マンダロリアン&グローグー』が先行する可能性が高い。
なお、『マンダロリアン&グローグー』がカリフォルニアで撮影され、「アソーカ」シーズン2もイギリスでの撮影となったため、現在のルーカスフィルムに新たな映画やテレビシリーズをロサンゼルスで撮影する予定はない。“ボリューム・ステージ”からのゆるやかな撤退も予感されるが、関係者によると、すべてのプロジェクトをイギリスに移転する計画はないそうだ。
ドラマ「スター・ウォーズ:アソーカ」シーズン2は、2025年4月よりイギリスで撮影予定。クリエイターのデイブ・フィローニは脚本作業が順調であることをしている。
Source: