競艇 女子レーサー年末の大舞台へ 伊賀出身の高田選手・山下選手
ボートレース(競艇)で年間獲得賞金額上位の女子選手だけが出場できる重賞レース「第13回クイーンズクライマックス/クイーンズクライマックスシリーズ」が、12月26日から愛知県蒲郡市で行われる。三重支部からは、三重県伊賀市出身の高田ひかる選手(30)が6年連続7回目、山下夏鈴選手(27)が初めての出場を決めた。
同レースは、全国に268人いる女子選手のうち、スタート事故(フライング、出遅れ)による出場辞退などを除く上位54人が対象で、ボートレース蒲郡を舞台に、賞金額上位12人とそれ以外で別々に優勝を争う。30位で選出の高田選手は2020、21年にシリーズ戦で準優勝戦に進出したことがあり、山下選手は48位で初選出となった。
13年11月に地元・津でデビューし、15年3月に初1着を取った高田選手は、直線での伸びに特化したプロペラ調整と思い切りの良いレーススタイルで、ファンからは「まくり姫」という愛称も。これまでにG3を含め8回の優勝を経験している。
17年11月に津でデビューし、18年3月に初1着をつかんだ山下選手は、高田選手と同じく本部めぐみ選手に師事。外枠からのまくりを得意とし、23年5月、今年5月に女子戦で優勝している。