地域食堂に肉10㎏を寄付 「美味しい」の声続出
けやきが丘住宅の集会所で不定期開催されている「にっこり食堂」が8月28日に開かれた。
この日は、宮古島産の黒毛和牛を使ったステーキやハンバーグを堪能できる「B385」=荏田南=から寄贈された、約10kgの外モモ肉をふんだんに盛り込んだ特製カレーが振る舞われた。
カレーを味わった人たちからは「お肉が柔らかくて美味しい」や「家では食べられない」と絶賛の声が上がった。
にっこり食堂は、地域の子育てサロン「にっこり組」のメンバーを中心に、今年3月から7人で活動を開始した。
元々は「みんなdeごはん(みんなの食堂)」として、他団体が運営をしていたが、コロナ禍の影響により存続が不可能に。その後、コロナが5類へ移行したことを機に、利用者だった「地域のママたち」によって復活を遂げ、今回で6回目の開催となる。
B385の川田純也オーナーが、にっこり食堂の活動を知ったのは今年の6月。助成金等を受けず、ボランティアとして活動していることを知り、「良かったら、うちのお肉を使ってよ」と自ら寄贈を申し出た。
にっこり食堂の代表を務める愛川舞さんは「たくさんのお肉を寄贈していただき、本当にありがたい。地域の人たちに私たちの活動とお店の魅力を知ってもらいたい」と感謝を述べた。