こたつ祭りも開催中!兵庫の恵みが詰まった小鉢御膳でほっこりランチライム♪ 神戸市
飲食店が軒を連ね、活気あふれる元町駅周辺。その中でも、地元ならではの魅力がぎゅっと詰まった、とっておきのお店でまだまだ寒い今の時期に特におすすめのランチをご紹介させてください
そのお店とは『VEGETABLE DINING 「農家」』さん。元町駅東口を山側に出て徒歩すぐの場所に位置します。古民家風の店内は、古木と土壁で作った温かみのある空間で足を踏み入れた瞬間ホッと落ち着きます。
3階建ての同店は、1階は掘りごたつ・2階がカウンター席・3階がテーブル席と席数も充実!そして今の時期限定で1階の掘りごたつが“ぽかぽかこたつ”に大変身!農家のこたつ祭りが開催されているんです♪(こたつ祭りは3月10日まで)こたつといえば、家でのんびり楽しむものというイメージが強いですが、その暖かさと居心地の良さをお店で体験できるなんて驚きですよね。
こたつでぬくぬくと冷えた身体を温めながら、「今日はどのランチメニューにしようかな?」と迷う時間も、まさに至福のひととき。
実はこのイラスト入りのメニューは 同店広報の方の手作りなんだそう!「お店の温かさをより感じてほしい」という思いを込めて、一つひとつ丁寧に描かれたイラストは、見ているだけで心がほっこり。メニューの内容だけでなく、その裏に込められたスタッフの気持ちまで伝わってきます。
今回注文した「旬菜十種 小鉢御膳」は日替わり“野菜のおばんざい”や“有機野菜のからあげ”“農家特製おくらまんじゅう”などを含む小鉢十種に、兵庫県産棚田米でいただく卵かけご飯・多彩たっぷりお味噌汁など盛りだくさんの内容!
見た目も色とりどりで華やかな料理には、兵庫県産の新鮮な野菜や地元の食材がふんだんに使用されています。一つひとつ丁寧に手作りされたその料理からは、作り手の温かさが感じられ、自然と気持ちもほっこり。
こちらは小鉢十種の一部で、左上から時計回りに“サーモンフライ 柴漬けタルタル”・“高砂夕日の卵を使用した茶碗蒸し”・“農家特製おくらまんじゅう”・“手作り黒ゴマ豆腐”です♪
特に筆者の一押しは、“おくらまんじゅう”!おくらが苦手な方でも食べやすいモッチモチの食感と優しい味付けがクセになります。
選べるご飯は、迷わず卵かけご飯をチョイス。ふっくらと炊き上げられた棚田米に、「高砂の夕日卵」の鮮やかな黄身を絡め、卵かけご飯専用醤油を垂らせば、究極のシンプル贅沢が完成。濃厚でありながらさっぱりとしており、食欲をそそる仕上がりは締めにぴったりの一杯です。
こちらの”卵かけご飯専用しょうゆ”は明治18年神戸市西区の『池本醤油』さんが手掛けたもの。130年の歴史を誇る神戸唯一の醤油蔵で作られる専用醤油があってこその卵かけご飯なんだと納得です!
お店の入口外には全て県内で朝とれたばかりの新鮮な野菜が並んでいます♪こちらは飲食利用の方だけでなく、どなたでも購入可能。地元の新鮮な食材をその場で手に入れることができるとあって、近隣の飲食店の方々も買いに訪れるんだとか。
帰り際には、「ランチ・ディナー利用のみなさまにお配りしているんです」とみかんの嬉しいプレゼントまで。料理だけでなく、店内の雰囲気や接客も含め、まるで実家に帰ったような安心感がある『VEGETABLE DINING 農家』。ぜひ一度この温かみのある味わいを楽しんでみてください。
場所
ベジタブルダイニング農家
(神戸市中央区北長狭通4丁目2-17)
営業時間
11:00〜14:30 (L.O.14:00)17:00〜23:00(L.O.22:30)