【募集企画】顔芸・面白表現がワンパターンなので、皆さんからの1発ギャグを募集します
何事においても適性はある。たとえば当編集部きってのイケメン、古沢崇道は変顔メイクに向かないことが検証によって明かされた。もう1人、検証が必要なメンバーがいると、私(佐藤)はかねてから感じていたのだ。
その人物とはせんべろでも大活躍の砂子間正貫である。彼の繰り出す顔芸・ギャグの類がワンパターンであり、ひょっとすると、この手の自己表現に向かないのでは? と考えていた。そこで、彼に率直にその事実を伝え、即興で面白い表現を求めてみたところ……。
・面白表現
佐藤「今日、言っとかないかんことがある。この前のお前主導のせんべろ、アレはなんだ。俺はマジでビビったぞ」
佐藤「あれ、完全にやらされてる感が出まくっとるやないか。詳しくは次回のせんべろで触れるけども、お前の悪いところが出まくりクリスティだぞ」
佐藤「今日の本題はそれよりもだな、だいたいいつも顔芸が同じなのを何とかしろよ」
佐藤「ぶっちゃけ、面白くないんじゃ、ワレ~。表現が単調なんじゃ、ワレ~」
砂子間「は、はぁ……」
佐藤「お前は俺の近くで何を見て来たんじゃ~。俺の面白を盗まんかい、ワレ~」
砂子間「は? 自分のこと面白いと思ってんの? こっちも言わしてもらいますけどね、ワレこそ全然面白くないんじゃ、ワレ~」
佐藤「いやいや、面白いぞ。それに気づかん時点で、貴様の感性が死んどるんじゃ、ワレ~」
砂子間「お生憎様、アレを面白いと思う感性なんか、お断りなんじゃ、ワレ~」
佐藤「もういい、口で説明してもわからんだろうから、実践あるのみ。ちょっとやってみ、お前の面白表現を」
砂子間「笑い死んでもしらんぞ、ワレ」
砂子間「ほな、いくぞ、ホイ!」
砂子間「ホイ!」
砂子間「あ、ほ~い!」
佐藤「待てコラ! 貴様、露骨に力抜いとるやないかい! ふざけんなよ、マジで。素で力抜くなっての」
佐藤「代われ、手本見せてやる。行くぞ、オラー!」
佐藤「ヨイショ―!」
佐藤「ノーン!」
砂子間「つまんねえな。あんただって、いっつも同じことやってるし」
砂子間「代われ。ほ~い!」
砂子間「あ、ほ~い!」
砂子間「そ~れ、ほ~い!」
佐藤「なんで目をつむるかねえ。もしかして、照れてんのか? いまさら照れとかマジでないぞ」
佐藤「明らかに手を抜いてるよな。いつもは面白くないなりに力を込めてんのに、今日はさらに手を抜いてやがる。いよいよやる気なくしやがって、このヘタレめ」
砂子間「こんなよくわけのわからん検証、マジでやってられっか」
佐藤「代われ、面白の真髄を見せてやる! ハイーーーッ!」
佐藤「オゲーーー!」
佐藤「ヌーーーン!!」
砂子間「さすが、せんべろやるだけはある。こんなにつまんないことを、真剣にやれるのも才能だな」
佐藤「わかったか? 俺との実力の違いが」
砂子間「その自信はどこから湧いてくるのか? 「つまらない」を感じる能力が欠落しているのかもな」
佐藤「正貫がより面白の “高み” を目指してマンネリを脱せるように、皆さんのギャグを募集します。こういうのをやってみたら? というご提案があれば、問い合わせより「ギャグ募集」と書いてご応募ください。皆さんのアツい1発ネタを待ってるぞ~!」
砂子間「はい、お願いしま~す」
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24