万が一の備え心構え新たに 工事業協会が抱負
建設業などを営む20社が構成する三浦半島建物改修工事業協会(横須賀市森崎)は6日、若松町のセントラルホテルで新年の例会を開いた。
同会は岡田成煥(せいかん)会長(富士防)=写真=の発案で2020年6月に発足。これまで横須賀、三浦、逗子、葉山の3市1町と地震や風水害の際に防災拠点となる建物改修応急措置に関する防災協定を締結している。
この日は会員企業や来賓など約40人が参加。あいさつに立った岡田氏は「発足から5年。我々の職種を生かし、万が一に備えた万全の体制を整えたい」と述べ、災害時の建物補修などの対応を担う協会の意義を強調した。来賓に訪れた上地克明市長は「三浦半島の自治体は運命共同体。災害時の協力体制はありがたい」と謝辞を述べた。