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好評だけじゃない!最新人気韓国ドラマ5選、観る前の「注意事項」まとめ

Danmee

SBS『悪魔なカノジョは裁判官』主演パク・シネ ©Danmee

韓国ドラマの中には、たとえ人気作であってもある一部分を取り上げて、手厳しい評価を受けることがある。

人の好みは千差万別、感じ方も異なるため、新作ドラマがお目見えされるたびに、本国では目の肥えたドラマファンから、これまで様々な意見が登場してきた。

最近惜しまれながら最終話を迎えた話題作や、今まさに多くの人を虜にしているあの作品も同様、意外にも好評だけではない。

そこで本記事では、これから最新人気ドラマの視聴を考えている人のために、韓国のドラマファンから苦言の声が上がったポイントをご紹介。観る前の注意事項をまとめた。

ドラマは様々な要素によって成り立っているため、指摘を受けた部分が面白さの低減に直結するとは限らないが、あらかじめ分かっていたら、自分の苦手なタイプは避けるなど時間を有効に使えるのではないだろうか。

(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」

ジョンニョン:スター誕生 (tvN/2024)

『ジョンニョン:スター誕生』は本国で、今期最も話題性を獲得している作品。視聴率も2桁越えを果たすなど、役者陣の好演が好評を得てドラマファンを虜にしている。

しかしなかには、主演キム・テリ扮するジョンニョンのキャラクターが自己中心的すぎであるとの声も。原作である同名のウェブ漫画では、人物描写が丁寧に描かれていたが、ドラマ化にあたって12話にまとめられたことにより、天才肌というある意味周囲とは馴染みにくいキャラがどうやら異なる印象を与えてしまったようだ。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月11日現在):Disney+

悪魔なカノジョは裁判官 (SBS/2024)

『悪魔なカノジョは裁判官』も前出の『ジョンニョン:スター誕生』同様、キャスト陣の優れた演技力は高く評価され、話題性はもちろん視聴率まで獲得、成功裏に最終回を迎えた。特に、初の悪役演技にもかかわらず好演を繰り広げたパク・シネを称賛する声は多い。

ところが、CGに加えファンタジー要素を強調した演出には賛否両論が巻き起こり、肯定的にとらえる視聴者がいる一方で、最小限に抑えてもよかったのではないかとの意見が。

その他、主人公が判事という職業であるにもかかわらず、TPOを考えない衣装で登場している点を残念だと感じた人もいたようだ。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月11日現在):Disney+

地獄が呼んでいる シーズン2 (Netflix/2024)

『地獄が呼んでいる シーズン2』は、2021年に配信され大ヒットを記録した『地獄が呼んでいる』のシリーズ第2弾。『第29回釜山国際映画祭』で3話まで先行公開された際には、前作を上回る完成度とまで観客に言わしめた作品だ。

しかしいざ蓋を開けてみると、ドラマファンの期待値が上がりすぎてしまっていたのだろうか、シーズン1ほど破格的で観る者の興味を刺激する設定がなかったという印象を受けた人がちらほら。演出や構成においても消化不良に終わっていると感じた視聴者もいる。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月11日現在):Netflix

私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~ (ENA/2024)

『私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~』は、安定した演技力を持つシン・へソンをはじめ、韓ドラ界で長らく活躍してきたイ・ジヌク、若手イケメン俳優カン・フン主演作として、放送開始前から熱い視線を浴びていた作品で、役者陣の演技力や映像美、OSTに至るまで完璧と言われている。

ところが、最も重要であると言えるストーリーに首をかしげる人が続出。ロマンスものであるものの、男女の叙事が比較的あっさり描かれていた点が、共感しづらいとの評価だ。

また、当初新鮮で個性的だと好評を得ていた設定は、話数を重ねるなかで作為性を感じる視聴者が増え、いつしかリアリティーに欠けるとして不評に変わってしまった。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月11日現在):U-NEXT

となりのMr.パーフェクト (tvN/2024)

『となりのMr.パーフェクト』は、Netflix(ネットフリックス)“今日のTV番組TOP10(日本)”にランクインするなど、本国はもちろん日本でも多くの人から愛された作品。チョン・ソミン&チョン・へインの息の合った演技が、大きなみどころの1つとなっている。

しかし一部視聴者からは、友人から恋人へと発展する韓ドラ鉄板の題材を用いたわりには、活かしきれていないとの評価。ストーリー展開にも不満の声が上がり、後半にいくにつれドラマチックにしようとしたのが裏目にでたのか、作為的要素が目立つとして観る者の没入を妨げたようだ。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月11日現在):Netflix

(ライター/西谷瀬里)

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