【雷に注意】札幌や旭川は50%前後、帯広は75%以上… 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年8月7日更新
北海道のあす8日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
きょうは「立秋」
きょう7日(木)は二十四節気の「立秋(りっしゅう)」。暦の上では秋です。
雨で暑さが少し落ち着き、この時期らしい気温になりました。あす8日(金)も極端な暑さはないですが、雨には注意が必要です。
きょう7日(木)は雨が降ったりやんだりとと、変わりやすい天気でした。
今後の予想です。あと数時間、札幌は弱い雨、道北や道南では雨が強まりますが、夜遅くになると雨は弱まるでしょう。
あす8日(金)朝も道北は雨が降り、札幌など石狩湾周辺でも再び雨が降るでしょう。今夜、雨が弱まってもきょういっぱいは、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
このまま、あすは雨がやむわけではないんです。
あすは天気の急変に注意
あす8日(金)の日中も天気の急変に注意が必要です。こちらはあす正午から午後3時の雷が発生する確率です。札幌や旭川、函館など広くピンクや赤。50%前後と高く、帯広は茶色の75%以上です。
空が急に暗くなったり、雷の音が聞こえたりしたら頑丈な建物や車に移動しましょう。雷雲は30分程度で発達するので、お出かけの際はこまめにレーダーで雨雲の様子を確認しましょう。落雷で停電になるおそれもあるので、スマートフォンの充電もしておきましょう。
8日(金)の天気と気温
雷が鳴るときは、木の下での雨宿りはダメです。
木に雷が落ちると、そばにいる人に電気の流れが飛び移るので、4メートル以上は離れましょう。
あす8日(金)の天気と気温です。
一日中雨が降るというよりは、急な強い雨、激しい雨になるでしょう。落雷や突風、ひょうにも注意して下さい。最高気温はきょう7日(木)と同じか帯広など道東で5度ほど高くなるでしょう。
室蘭では空が霞んでいます。
あす8日(金)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
昼頃は各地で雨が降り、札幌周辺などで雷を伴います。車は急な雷雨で前が見えづらくなることもあるので、危険を感じたら安全な場所で雨が弱まるのを待ちましょう。
道北・空知です。
稚内は午前を中心に雨が降るでしょう、その他は昼頃から夕方に雷を伴って激しい雨の降るおそれがあります。アンダーパスなど道路の冠水にも注意して下さい。
道東・オホーツク海側です。
午前中は道東で濃い霧がかかるでしょう。午後は激しい雷雨となりそうです。黒っぽい雲が近づく、雷の音が聞こえる、サーっと冷たい風が吹くときは発達した積乱雲が近づくサインなので、注意して下さい。
8日(金)からの週間天気予報
こちらは新千歳空港。連休やお盆で移動が多くなる期間ですね。
気になる週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
3連休も大気の不安定な状態が続きます。雲が広がり、山沿いなどでにわか雨があるでしょう。連休中の屋外のレジャーは天気の急変に注意して下さい。
太平洋側です。
土曜は道南方面で晴れ間が出ますが、日曜と山の日の月曜は所々でにわか雨があるでしょう。日中はムシムシますが、朝晩はしのぎやすくなりそうです。
8日(金)の札幌の朝昼晩の天気
あす8日(金)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
あすも昼頃は雷雨ですね。天気急変のおそれがあります。最新の交通情報や雨雲の様子をこまめに確認し、急な雨に備えてタオルや替えの靴下があると安心です。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※7日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU