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「年齢のせいだろう」と思い込んだ私…家事中に倒れ判明した意外すぎる病気の正体【体験談】

シニアカレンダー

50代半ばを迎えた私は、少し動いただけでも息切れや動悸が起こり、横になって過ごす時間が増えていきました。「年齢のせいだろう」と自分に言い聞かせながら、病院に行くこともなく日々をやり過ごしていました。ところがある日、思いもよらない事態に直面したのです。

疲れは年齢のせいだと思い込んでいた

更年期に差しかかり、以前よりも疲れやすくなったと感じることはありました。それでも、特に大きな不調があるわけではなく、「これくらいは普通」と思い込んでいました。

午後になると体がだるくなり、ちょっとした家事でも動悸がして座り込むことが増えましたが、「休めば治るだろう」と軽く考えていました。病院に行くほどではないと思い、放置していました。

突然の異変と驚きの診断

ある日、いつものように家事をしていたとき、急に息切れが強くなり、手足がしびれる感覚が襲ってきました。立っていられないほどの症状に、「これはおかしい」と不安になり、家族に付き添われて近くの病院へ向かいました。

検査の結果、診断されたのは「心房細動」でした。心臓のリズムが不規則になり、血栓ができやすくなる病気で、放置すれば脳梗塞などを引き起こす可能性があると医師から説明されました。その言葉を聞いたとき、思わず背筋が冷たくなるような感覚がありました。

すぐに治療が始まり、薬で心拍を整えると、少しずつ息苦しさやだるさが和らいでいきました。

年齢のせいと決めつけない大切さ

医師からは、心房細動は高齢者だけでなく、ストレスやホルモンの変化、生活習慣も影響することがあると説明を受けました。私はこれまで、「疲れやすいのは年齢のせい」と決めつけていたことを深く反省しました。

「なんとなくいつもと違う」と感じる体の変化を軽く見てはいけない――そのことを身をもって学んだのです。

まとめ

無理をせず、早めに医療機関に相談することは、自分だけでなく家族を守ることにもつながると感じました。健康診断だけでなく、日々の小さな変化を見逃さずに丁寧に暮らしていくことが、これからの人生を健やかに過ごすためのカギになると思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

著者:市川雅子/50代女性・会社員

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

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