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<プライドズタズタ>不倫で離婚・再婚した旦那が憎いのに、子どもの教育費を出してもらうことが惨め

ママスタセレクト

今や離婚も珍しくなくなった時代です。子どもがいる多くのシングルマザーの心配のタネは、やはり経済状況ではないでしょうか。元旦那さんが養育費を払ってくれないという話もよく耳にしますよね。しかし先日ママスタコミュニティに寄せられたのは「夫と離婚したのに資金援助してもらってすごく惨めな気持ちです」というタイトルのこんな投稿です。投稿者さんは12歳と10歳のママ。

『元夫が交通事故に遭い、命に別状はなかったのですが男性不妊となって追い詰められたこともあって不倫。「再婚したいから」と言われて6年前に離婚しました。元夫は現在再婚しています。慰謝料は相場よりもたくさんもらってますし、子どもに関する物はほとんど全て元夫に支払ってもらっています。今年私立中学を受験する長男にかかるお金(入学資金、学費、受験、遠征費、家庭教師等)も全て元夫支払い。「長女のときも援助をする」と言ってくれています。私一人じゃ絶対にできないのでありがたいし、子どもにとってもいいことなんですが、すごく惨めでプライドがズタズタです。元夫と関わりたくない気持ちと、子どもに不自由させたくない気持ちと、思うように動いてくれない自分の体。頭がグチャグチャです。元夫の顔を見るだけで憎くて、しかし冷静に会話はしなければならず、その度に吐き気がします』

投稿者さんは元旦那さんから養育費をもらっているそうですが、養育費に加えて受験費用など都度かかるお金も払ってもらっているそう。お子さんにお金がかかるたびに連絡をしているのでしょう。しかし顔を見たり会話をしたりすると不倫された憎しみが蘇っていることを綴っていました。

不倫された憎しみは消えないのに感謝しなければならないジレンマ

『みかねた両親から引き継いで駐車場の管理人として働いています。手取りは10万円台。少し前は事務員として普通に働いてましたが、不倫と離婚があってから異常に疲れやすくなって辞めました。最初は復讐心で「絶対に支払わせてやる!」くらいの気持ちだったんですが、父親として関わって資金援助してもらっている以上は悪い感情を出す訳にはいかず、最低限友好的な態度を取らないといけませんでした。内心はまだ恨んで憎くて罵倒したいです。でも現実では態度は友好的で感謝の言葉も出さないといけなくてしんどいんです。長男の受験がいよいよ佳境に入ってきたことで元夫と関わる機会が増え、最近ではLINE通知が来るだけでも心臓がバクバクして目眩がします』

投稿者さんは現状について上記のように詳細を語っていました。不倫と離婚のショックからうまく働けず、現在は手取り10万円ほどの仕事をしているそう。離婚当時は旦那さんへの憎しみや復讐心からしっかり金銭的に負担させようと思っていた投稿者さんですが、現在はお子さんやお金のことでやり取りしなければならず、表面上は友好的な態度を取らなければならないのだとか。一方で金銭的に援助してもらっている立場から、感謝や申し訳なさなども感じているため、自分のなかで心のバランスがうまく取れていないことを綴っていました。最近では元旦那さんから連絡がくるたびに具合が悪くなっているとのことですから、だいぶ深刻のようです。

子どものことでお金を出すのは当たり前!負い目に感じる必要はない

『子どものことだもん。払ってもらいましょー!』

『親が子どものお金出してるだけだよ。普通のことだよ。あなたは子育てを全て担ってるわけでしょ? だったらお金くらい父親が出しておかしくないよ。というか「子育て丸投げするならお金くらい払え」って思うよ。逆に「お金も出さない子どもにも興味なし、再婚相手と楽しんでます。自分たちは自分の稼いだお金だけで細々とやってます」ってほうが腹立って殺意さえ覚えるよ。あなたの元旦那は当たり前のことをしているだけだし、あなたが負い目に感じることは何もない』

投稿者さんの事情を知ったママたちからは総じて「惨めに感じる必要がまったくない!」というコメントが寄せられていました。投稿者さんは元旦那さんから「援助してもらっている」と綴っています。しかしそもそも2人の子どもなのですから、元旦那さんがお金を出すことは当然のことでしょう。離婚の経緯は不倫した旦那さんが100%悪いですし、離婚後は投稿者さんが子育てをすべて担っています。元旦那さんは「やってくれている」のではなく、「当然のことをしている」ということを投稿者さんもしっかり認識するべきではないでしょうか。また元旦那さんは養育費を払い、お子さんの受験費用などもすべて負担しています。不倫した過去もふまえると「いい父親」とは言えないかもしれませんが、最後まで金銭面で面倒を見ようとしている点では「悪い父親ではない」と言えるでしょう。投稿者さんが今も憎しみを持ってしまうのは仕方ないこと。しかしその「感情」と、お子さんたちに果たすべき責任を果たしていることへの「事実」は切り離して考えたほうがいいでしょう。

自分の人生を楽しむ恋愛や趣味、新しい仕事にチャレンジしてみては?

『あなたはあなたで新しく恋愛したり人生楽しんでみたりしたらどうかな。お金の援助をしてもらって惨め? いいえ、相手が悪いんだし2人の子どものことなんだからもらえるだけもらえばいい。あなたは何も悪くないんだからそんな気持ちになる必要なし』

『お金に困らないならやってみたい仕事に挑戦したら? 大好きなカフェとか雑貨屋さんとかでもさ』

それでも投稿者さんが旦那さんへの憎しみと金銭的援助の感謝という、心のバランスがうまく取れない場合には何か別のことに意識を向けてみるといいかもしれません。ママたちからは「新しい人生を生きる道を探してみては?」というアドバイスがありました。毎日子育てと仕事で忙しいかもしれませんが、余暇の時間で恋愛や趣味など別の楽しみを見つけてもいいかもしれませんね。そのほかにも新しい仕事にチャレンジしたり資格の勉強をしたり。また元旦那さんは投稿者さん家族に対して償いの気持ちも抱いているように思えます。投稿者さんは不倫と離婚のショックから事務の仕事が続かなかったとのことですから、今からでも精神的に辛いのであれば「休職するから生活費を援助してほしい」と元旦那さんに伝えてみてもいいのではないでしょうか。そこで生まれる時間の余裕から新しく人生を楽しむことを見つけていくこともできるはず。それも旦那さんに後ろめたさを感じる必要はまったくなく、旦那さんに傷つけられた自分自身が前を向いていくための大事なプロセス。そうすることで元旦那さんの存在によって自分が惨めに感じるのではなく、自分の人生をもっと前向きに生きることができるのではないでしょうか。


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