「なんとまあ優しい世界」「ええんやで」 神戸・六甲ケーブルの〝注意喚起〟に12万人ほっこり
目に入ったら心がほっこりすること間違いなしな「注意喚起看板」が、X上で注目されている。
評論系の同人誌を制作・頒布しているサークル「行方不明のドバトが見つかった」のXアカウント(@lostpigeonfound)が2025年6月10日、「ええんやで」という呟きと共に投稿したのは、可愛らしいツバメのイラストと共に、こんな文面が書かれた看板だ。
「ぼくたち、たまにフンをするよ。ごめんやで。」
か、かわいい......。こんな言い方をされたら、「ええんやで」としか言いようがない!
この場所ではツバメたちが大切にされているのだなあ、というのも感じられて、最高だ。
この看板、一体どこに置かれているの? Jタウンネット記者は12日、「行方不明のドバトが見つかった」の岩峰さんに話を聞いた。
子育て中のツバメも発見
岩峰さんが「ごめんやで」の看板を見つけたのは6日、六甲山上と神戸市街地を結ぶケーブルカー「六甲ケーブル」(神戸六甲鉄道)の六甲山上駅の駅舎内でのことだった。
愛らしいツバメたちのイラストと、「ごめんやで」という一文に、思わず笑ってしまったという。
「彼らの成長を見守るスタッフの方々の優しさも感じられる看板でした。よく見ると、ツバメが被っている帽子も六甲ケーブル仕様になっているのも見逃せません」(岩峰さん)
看板だけでなく、本物のツバメたちにも出会うことができたそう。
岩峰さんは「素敵な初夏を感じることができました」と当時を振り返った。
駅員の皆さんとツバメたち、そして利用者とのハートフルな関係が垣間見える看板に、X上では12万件以上のいいね(16日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「なんとまあ優しい世界」 「かまへんかまへん!」 「たくさん食べて、大きくなって巣立ってね」 「こういう看板があると、気をつけるし優しい気持ちになれる...」