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欲しいグッズがあったら手にするまで止まれないんです──今泉さんがハマっている『WIND BREAKER』はキャラクターの戦い方にも注目!「らしんばんラジオ」2025年9月パーソナリティ・今泉りおなさんインタビュー

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

中古アニメグッズ買取や販売で知られるアニメショップ「らしんばん」。現在、店内でのお買い物がもっと楽しくなる「らしんばんラジオ」が、各店舗で放送中です!

ラジオでは、パーソナリティによる自由なトークに加え、らしんばんにちなんだバラエティ豊かなコーナーや、買取についてわかりやすく解説するコーナーなどをお届けしています。

2025年7月〜12月のパーソナリティは、『ウマ娘プリティーダービー』のヤマニンゼファー役、『マッシュル-MASHLE-』のアンナ・クラウン役、『クレヨンしんちゃん』の野原菜摘役などで知られる今泉りおなさんです。

前回、前々回と、様々な作品への愛を語ってきた今泉さん。今回は『WIND BREAKER』の推しキャラや今泉さんならではの注目ポイントなどについて紹介していただきました!

そんな今泉さんが推し活に励む中で抱えている“オタクならではの悩み”とは? 3回目の連載となる今回も、今泉さんの”素”に迫りました。

【写真】「らしんばんラジオ」声優・今泉りおなインタビュー|’25年9月パーソナリティ

「素が見えるようなラジオにしたい」早くも目標達成?

──「今泉りおなのらしんばんラジオ」3回目となる今回のラジオ収録はいかがでしたか?

今泉りおなさん(以下、今泉):今回の目標はトークを時間内に収めることだったのですが、やはりストップウォッチがあると、なぜか喋り過ぎてしまうんです! 2、3分くらいオーバーしてお話ししてしまいました……。残り時間が見えていると、心に余裕が出来過ぎてしまうのかもしれません。

でも、話したかったことはすべてお話しすることができたので良かったです。次こそ時間内に収められるよう、頑張りたいと思います!

──今月も、お話したいテーマがたくさんあったのですね!

今泉:はい! ラジオ収録にも慣れてきたので、より普段の私の話し方を出せた気がします。

──最初のインタビューで「素が見えるようなラジオにしたい」とおっしゃっていましたね。

今泉:そうですね! 私としては目標達成したつもりなのですが、リスナーの皆さんがラジオを聞いてどう思うか……。少し心配ですが、楽しんでいただけたらと思います!

──そして、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の新キャラクター・白尾エリのキャラクターボイスに就任されました!

今泉:ありがとうございます! 役が決まる前から『ブルアカ』が好きだったので「らしんばんラジオ」でもいつか話したいと思っていたんです。

このたびキャラクターボイスを務めることが発表されて、作品のことも話せるようになったので、今後どこかで『ブルアカ』についてもお話したいなと思っています。

──担当することが決まった際は、どのようなお気持ちでしたか?

今泉:『ブルアカ』には、これまで登場している既存キャラクターでも声が付いていないことがあるのでどのキャラクターを担当するのか、お話しをいただいた時点では分からなかったんです。そうしたら、ワイルドハント芸術学院の新キャラを務めることになったと聞いて、とてもビックリしました。

エリちゃんは新キャラですが、元から名前が登場していたんですよね。石(ゲーム内で”募集”を行う際に消費する「青輝石」)は十分に溜まっているので、実装されたらガチャを引きたいと思います!

──”先生”(プレイヤー)には、どのように楽しんでほしいですか?

今泉:エリちゃんはオカルト研究会会長なので、先生方には彼女たちのストーリーも楽しんでいただきたいです。もちろん、私も楽しみたいと思います!

──『ブルアカ』の生放送にもご出演されていましたが、その日は今泉さんのイチオシ生徒でもある美甘ネルのお誕生日(8月17日)とも重なっていました。

今泉:実は、次回のらしんばんラジオでゲスト出演してくださる谷口夢奈ちゃんとネルちゃんが同じ誕生日なんですよ! 馴染みのある日付だったので、すぐに覚えられました(笑)。

そんな特別な日に生放送に出演させていただけて良かったです。来年からは夢奈ちゃんとネルちゃん、お二人をお祝いしようと思います。

──生配信へのご出演はいかがでしたか?

今泉:先輩方と一緒に収録することは、これまであまり経験がなかったのですが、何があっても包み込んでくれるような安心感があって、とても楽しませていただきました。

ただ、私は緊張すると、目をパチパチとまばたきを繰り返してしまう癖があって……。『ブルアカ』の生放送でもその癖が出てしまっていたので、後で自分で見返した時に恥ずかしかったです(笑)。

「敬老の日」にちなんで、おばあちゃんとの素敵な思い出話を披露!

──「今泉りおなの日常」のコーナーではどのようなお話をされましたか?

今泉:9月6日が「生クリームの日」ということで、趣味のお菓子作りの話をさせていただきました。美味しいスイーツもあるけれど「“作って楽しい”スイーツってなんだろう」と考えてみて、今回はクレープを紹介しました。

──ご自身で作ることもあるのですね。

今泉:皮はクレープメーカーで簡単に作って、あとは好きな具材を好きなだけ入れる。これだけなんです! 作り方が簡単なので、子供から大人まで楽しめるスイーツだと思います。

あと、9月は「敬老の日」もあるので、私のおばあちゃんのお話をさせていただきました。

私が学校の課題で困っているとよく手伝ってくれたんです。ある日、家庭科の授業でズボンを作る課題が出たのですが、時間内に作り切れなくて一旦家に持ち帰ったんです。すると、おばあちゃんがズボンを完成させてくれて。

ただ、おばあちゃんが作ったズボンには、ふんだんにフリルがあしらわれていて(笑)。ハートのアップリケも付いていたんですよね。同級生が作ってきたどのズボンよりも派手でした。

──素敵なズボンに仕上がったのですね。

今泉:そうなんです。ほかにも技術の授業で出た本棚を作る課題でも、おばあちゃんの手を借りたことがあったかも。私の実家は工場だったので、精密に木材を切れる機械があったんです。のこぎりを使った同級生の本棚とは違って、私の本棚は設計と寸分違わぬ綺麗な形に出来上がってしまいました(笑)。

──(笑)。学校の先生にはバレませんでしたか?

今泉:ズボンも本棚も、私が作ったことをギリギリ信じて貰えていたのではないかなと思います。おばあちゃんからヤスリで削ったり、テカリを出したりすることも提案されたのですが、流石にやり過ぎると私がやっていないことがバレてしまうと思ってやめました。

そんなおばあちゃんのおかげで、技術と家庭科の成績はとても良かったです! もう時効なので許してください……(笑)。

──素敵なおばあさまですね。

今泉:器用で何でも出来てしまう上に、とても優しいんです。おばあちゃん曰く、私は孫の中で一番、手のかかる子だそうです(笑)。多少手がかかる方が可愛いと思うので、良い意味として受け止めています。

──次のトークテーマ「夏にやり残したこと」ではどのようなことをお話しされたのでしょうか?

今泉:これは夏のはじまりに済ませないといけなかったことなのですが、まだ衣替えをしていないんです。クローゼットには今も冬のコートがかかっている状態で、そのままずっと過ごしていました。

毎年、衣替えはしているんです! でも、今年は一向にやる気が出ず……。秋になる前には、衣替えをしたいと思っています。

あと、季節とは関係ない心残りがもうひとつあります。やりたいゲームが溜まっているのに、引っ越してからずっとパソコンを繋げていないんです。パソコンを置いているデスクは、元々推しの祭壇になっていた場所だったのですが片付けたので、あとは繋げるだけ!……なのにまだ設置できていないので、夏が終わる前に2つとも完遂したいです。

──普段はどのようなゲームをプレイしているのですか?

今泉:最近はあまり遊べていないのですが、普段は友達と『モンスターハンター』で遊んでいます。いま気になっているゲームは『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』。それと、いつも遊んでくれている神谷早矢佳ちゃんから『エルデンリング ナイトレイン』に誘われているので、それも夏の間に買おうと思っています。

──やりたいゲームがたくさんありますね!

今泉:他にもあるんですよ。仲の良い星谷美緒ちゃんもゲームに誘ってくれているので、早く一緒にやりたいです!

──据え置き型のゲーム機の方でよく遊んでいるのですね。

今泉:そうですね。「PlayStation 5」や「Nintendo Switch」で遊ぶことが多いです。「Steam」にあるゲームは実家に帰った時にしか出来ていなかったのですが、パソコンを繋げたら遊べるので、早くパソコンを繋げようと思います!

「私の成長を見てもらいたいです」

──今回の「今泉りおなのコレ推し!」コーナーでは『WIND BREAKER』愛を熱く語られたとか。

今泉:アニメを見てハマりました! たまたま動画サイトで目に留まったのが出会いです。最初はいわゆる”ヤンキーもの”の作品なのかなと思っていたのですが、青春ストーリーなどもあって、良い意味で話が重くなり過ぎないんですよね。

ずっとシリアスというわけではなく、所々でコミカルなシーンも出てくるので、毎週ご飯どきに楽しく拝見していました。

──『WIND BREAKER』の推しは誰ですか?

今泉:桐生三輝(きりゅう みつき)君が好きです! 性格はもちろん、顔が可愛いんですよね。登場人物はみんな格好いいのですが、その中でもピンク髪で、お洋服もおしゃれなところがとても好きです。

桐生君に関してはビジュアルからハマりましたが、戦い方も素晴らしいんですよ。推しポイントがたくさんあります。

──集団戦でも活躍していますよね。

今泉:そうなんですよ。好きなエピソードは、2期で描かれたKEELとの戦いですね。みんな傷だらけになって戦っていたのですが、そのシーンの桐生君がとても可愛く見えました。

──戦闘シーンにも注目されているのですね。

今泉:格闘技を見るのが好きなので、戦闘シーンには注目していますね。こんなに各キャラの戦い方の違いが細かく描かれている作品は珍しいと思います。そういったところも見ていて楽しくて、一気にハマっていきました。

殴る、蹴るなどの動きがどのキャラも個々で全然違うじゃないですか。「この子はなんの武術を元にしているんだろう?」と、気になって調べることもあります。

──戦い方に注目するようになったきっかけはありますか?

今泉:小学校2年生から高校1年生くらいまで空手を習っていたので、その影響が大きいと思います。組み手をする大会に出たり、格闘技の大会の動画も小さい頃から見ていたりしたので、刷り込まれているんでしょうね。

らしんばんラジオを聴いてくださっている方には男性も女性もいると思うのですが、誰が見ても楽しめる作品だと思います。「男の中の男!」のような格好いいキャラもいれば可愛いキャラもいるので、ぜひ見ていただきたいです。

──『WIND BREAKER』の推し活事情について教えてください。

今泉:グッズを集めています! ファンの熱量が特に高い作品で、桐生君のプライズもすぐになくなってしまうんです。朝早くからお店に並ぶなど、必死で店舗を回ってグッズをゲットしています。

東京は特にグッズがなくなるのが早いので、欲しいグッズは並ばないとゲットできないんですよ。さながら戦地に挑む気持ちで、100円玉を握りしめて並んでいます。

──これまでにどのようなグッズを集めたのですか?

今泉:アクスタが大好きなので、よく集めては自宅の祭壇に飾っていますね。

大体その時に流行っているものが祭壇の上部にあって、季節ごとに位置が巡り巡る形です。その中でも一番好きな『美女と野獣』のガストンだけは、別の場所に大々的に飾っていますね。いわゆる”ガチ恋”ではない推しを集めた祭壇の方は、こまめに”衣替え”をさせていただいています。

やっぱり推しのグッズはどうしても集めたくなってしまうんですよね。でも、問題は飾って戻したあと。収納スペースが段々なくなってきてしまっていて……。

──わかります。

今泉:一度しまったとしても、また飾りたい日は来るじゃないですか。そうなると、実家に置いていたグッズを送ってもらうこともあって……。今は頑張ってクローゼットの中に入れているのですが、そろそろ後がないなと危機感を覚え始めています(笑)。

──推し活に、らしんばんを利用されることもあったり?

今泉:そうですね! 自分が演じたキャラクターのグッズが売られていたら、基本的に買ってしまいます。推し活で言うと、もう売り切れてしまったプライズを探しに行くことも多いですね。

オタクなので、欲しいグッズがあったら手にするまで止まれないんです(笑)。「あってくれ……!」と願いながら、色々な店舗を回っています。

──そんな今泉さんがパーソナリティを務めるらしんばんラジオも、残すところ3回となりました。後半戦に向けて意気込みをお願いいたします。

今泉:らしんばんラジオを通して一人で喋ることにだんだん慣れてきました。次回は先輩の谷口夢奈さんがゲストに来てくださいます! 夢奈さんにはラジオが始まる前にトークの相談をしていたこともあるので、私の成長を見てもらいたいです。

これから涼しい季節がやってきますね。私は最近夏の暑さにやられてしまっていましたが、今後どんどん元気になっていく姿を皆さんにお見せできるはず! 私が熱さから解放されていく様子もお楽しみください

【インタビュー・文:柴山夕日】

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