麺にも飯にも【麻婆が旨い!!】 絶品メニューを食べ比べ
『麻婆やきそば』 中華いちばんぼし
中国料理でやきそばというと、魚介や野菜たっぷりのあんがかかった、あのやきそばをイメージする方は多いと思う。
が、麺を覆うのはたっぷりの麻婆豆腐という、麻婆好き垂涎のやきそばがある。
商品名に「焼き麺」とあるが、同店では「揚げ麺」による焼きそばもある。
ともかく、気になるのは麻婆豆腐のお味である。
初めはちりちり・・・次第にヒリヒリ!!と花椒が、痺れに痺れる本気の麻辣系な麻婆豆腐だ。
四川風の本格派を味わえるなんて(四川には行ったことないが)、胸がジーンと、いや、舌べろがジーンと感動している。
そして穏やかな弾力の豆腐が、口の中でほぐれたときには、もう辛さと熱さで口内大騒動(笑)。
近頃、某メーカーウーロン茶のCMで、タレントさんが熱々の小籠包を食べるシーンを見かけるが、多分、自分もあんなふうになってるな(笑)
そうそう、たっぷりな麻婆で気づかなかったかも知れませんが、この章はやきそばの話です。
あんの中から引きだした麺は、やや太目のもちもちタイプ。
味の濃い麻婆にまみれながらも、しっかりと麺の旨みを猛アピール。
これすなわち、食べ応えが豪快ってこと。
箸でたっぷり掴んだら、粋を気取ってガボッとすすり上げたいが、熱い辛いでままならず。
せめて、むせないようにと、実は慎重に箸を動かす筆者であった(笑)
ちなみに量的なボリューム感も十分。食べ応え極めて痛快なり。
ほか、麻婆を楽しめるものとしては、麻婆ラーメン(1,100円)、麻婆まぜソバ(1,100円)、麻婆飯(990円)、石焼麻婆豆腐1,100円
などがある。
お店情報
店名:中華いちばんぼし
住所:旭川市豊岡7条4丁目
電話:0166-64-6660
営業時間:11:00~14:30 / 17:30~20:30
定休日:水曜
駐車場:あり
『麻婆チャーハン』 敦煌
続いては炒飯。
中国料理店おなじみのメニューに、あんかけ炒飯という、炒飯をとろりとしたあんかけで覆ったものがある。
そんな感じで麻婆豆腐がとろり。
考えようによっては、コレって、中華メニューの2大スター夢の競演。なんかスゴいのである。
こんもりと盛られたチャーハンを覆う麻婆豆腐は、さながら、火山から流れ出る溶岩のごとし(笑)
麻婆は甘からず辛からず。だがスパイスの妙技によって、麻婆の旨さをきっちりと捉えているという、さすが老舗の味わい。
自身しばしばお邪魔しては、麻婆を頂くが、飽きるということがない。
麻婆チャーハンの土台は、ほんのりスパイシーな四川風チャーハン。
チャーハン単品で作って頂くときのものより、若干味は軽めかと思うが(個人の感想です)、これのみを食しても十分に旨い。
で、このチャーハンと前述の麻婆が口の中で融合すると・・・
すなわちスパイシー&スパイシー。この関係が絶妙な旨さを醸し出している。
さらには、豆腐がぷるんぷるんと、口の中で軽快な弾力を返してくる、この食べ応えは実に愉快だ。
さすが2大スター!! なのである。
ほか、麻婆と名の付くメニューは、麻婆ラーメン(950円)、麻婆やきそば(950円)、麻婆丼(950円)。
中国料理店らしくもちろん麻婆豆腐の単品(1,000円)、麻婆豆腐定食(1,050円)がある。ちなみに麻婆茄子(1,000円)もある。
お店情報
店名:中国料理 敦煌
住所:旭川市5条通8丁目
電話:0166-26-4300
営業時間:11:00〜21:00
定休日:不定
駐車場:なし
『麻婆ラーメン』 青龍
やきそば、チャーハンと来れば、ラーメンも気になりますよね。
何となく想像がつくって?
まあそう言わず(笑)、以下の記事で、美味しそうな雰囲気を味わってくださいな。
市内緑町、家族連れにも人気のお店から1品紹介。
たっぷりのおつゆの中で、浮きつ沈みつしている麻婆豆腐。
おつゆに溶けそうで溶けない、このビミョーな状態に何かしら心を奪われ見入ってしまう(笑)。
というか、早くお食べなさいな。
まずは、前例にならって麻婆チェック。
あんは熱々、ラー油が香るすっきりシャープな辛さ。レベルで言うなら小辛ってところか。
豆腐はぷるぷる。口のなかでほろほろととろける。
さらりとした口当たりの、いたずらにこってりしてない、いかにも中国料理店らしいスープ。
これに麻婆を溶いて味わえば、ああ旨いと、レンゲが3度4度と往復を繰り返す。
もともとは、あっさり食感の食べやすいつるつる麺。
これに麻婆が絡めば、麺の素材味がふくらんで、いっそう食欲をそそる。
同時に、麻婆の旨さも引き立って、なんとも豊かな食べ応え。
おや、ふと気づけば、小さな肉片は、チャーシューかな。
なるほどねえ、中国料理も店が違えば手技いろいろ、なんだね。
生の挽肉を使わないから脂っこくないすっきり麻婆になるとか?(個人の推測です)
機会があれば、この麻婆豆腐、今度はご飯といっしょにじっくり味わってみたいものだ。
ちなみに同店の麻婆メニューは、この麻婆麺のほか、単品の麻婆豆腐(600円)がある。
お店情報
店名:中華料理 青竜
住所:旭川市緑町16丁目
電話:0166-54-5145
営業時間:11:30~20:00
定休日:不定休
駐車場:あり
麻婆な後記
いかがでしたか。
いろんなものに合う、麻婆豆腐のポテンシャルを、とくとご理解いただけましたら、麻婆豆腐好きの一人として恐悦至極に存じます。
以前にも、麻婆ラーメンを特集していましたので、紹介しますね。
前作、麻婆ラーメン特集はこちら
関連記事:【麻婆ラーメン】 個性的な3杯を食べ比べてみた
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