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旬の高原トマトを創作料理やスイーツで堪能 妙高市の28店で「お山のとまと食堂」

上越タウンジャーナル

新潟県妙高市の飲食店など28店で2024年9月30日まで、旬の「高原トマト」を使ったメニューを提供するグルメイベント「お山のとまと食堂」が行われている。妙高山麓で育った甘みと酸味のバランスが良いトマトを、各店趣向を凝らした創作料理やパン、スイーツで堪能できる。

《画像:高原トマトを使ったお菓子のやまきんの「とまとのタルト」》

高原トマトは同市関山の大洞原地区など、妙高山麓の標高500mほどで栽培されるトマトのことで、9月に旬を迎える。妙高山から吹き下ろす涼しい風と昼夜の寒暖差による甘くジューシーな味わいが特徴だ。

《画像:旬を迎えた大洞原地区のトマト(高橋農園)》

イベントは高原トマトのおいしさや魅力を広く伝えようと、地元の宿泊施設の女将たちが発案し、2017年から行われている。今年から妙高ツーリズムマネジメントが主催に加わり、コンセプトや公式サイトなどをリニューアル。宿泊施設10施設と飲食店12店、菓子・パン店など6店が参加した。

《画像:さわやかな酸味のミニトマトをトッピング》

このうち同市田口の「お菓子のやまきん」では、イベントに合わせ大洞原産のミニトマトを使った「とまとのタルト」を考案。発酵バター香るタルト生地にピスタチオクリームを合わせ、湯むきしてシロップ漬けにしたミニトマトとトマトのジュレ、さわやかなレモンホイップガナッシュをトッピングした。全体的に甘さは控えめでトマトの酸味との相性も良く、みずみずしいトマトやサクサクと軽いタルトなど食感も楽しい。

《画像:「トマトが苦手な方もぜひ」と話す山崎さん》

同店の山崎京子さん(70)は「素材そのままの味を生かしつつも、トマトが苦手な方でもスイーツという違った形で召し上がれるのでは。ぜひ味わってみてほしい」と話している。

1個500円で、1日10個限定。営業時間は午前9時から午後6時まで。水曜定休。予約も受け付けている。問い合わせは0255-86-2117( tel:0255862117 )。

《画像:各店多彩なメニューを提供(妙高ツーリズムマネジメント提供)》

このほか宿泊施設では、夕食や朝食に高原トマトを使った料理を提供する特別プランを用意。飲食店などでは、オリジナルのラーメンやパスタ、うどん、ピザ、サンドイッチ、ソフトクリームやティラミス風アイスなどを提供している。

参加店舗やメニューの詳細は公式サイト( https://myoko-tomato.com/ )で確認できる。

TOP | お山のとまと食堂2024|妙高高原グルメイベント( https://myoko-tomato.com/ )

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