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河口域でのちょい投げ釣りでハゼ60匹オーバー【新潟・関川】入れ食いを堪能

TSURINEWS

ハゼ数釣り(提供:TSURINEWSライター荒木清)

子どもの頃にハゼ釣りにハマり、最近になりまたハゼをやってみたくなり、色々な情報を釣具店やSNS、インターネットで調べてみると、新潟でもハゼ釣りが出来るとの事で、さっそく9月の初めに、知人の吉田さん親子と4人で釣行に。10月くらいから産卵の為、深場に行く、大型の落ちハゼも有名ですが、その前に調査も兼ねて行ってきましたが、なんと小型~中型が爆釣し、Zさんと二人で、短時間で60匹オーバーを手にすることが出来たのです。

関川河口でハゼ釣り

天気は、晴れたり曇ったりの状態で時折、心地良い風が吹きこの時期としたら、釣りがやりやすいです。新潟の関川の濁りはキツイ状態で、満潮~干潮にかけてハゼ釣りを行います。AM5:00に現地に着きましたが、先に来ていた方が1名。浮き釣りや、ブッコミ釣りを行っている様子です。

関川河口(提供:TSURINEWSライター荒木清)

自分たちは橋の近くで開始。水深は2m位で河口付近の為、淡水と海水が混じって、色んな魚が顔を見せてくれます。チヌの子供や、ワニゴチ、イシモチ、フグ、ヒイラギ、ダツなど。餌を入れる度にアタリが出るため、飽きずに釣りが楽しめます。

お手軽仕掛け&餌

仕掛けは2本針のオモリ4号と5号の2タイプを用意します。予備に重たい10号も。川の流れや風で、4号と5号で仕掛けが流されてしまうようなら、10号を使うのもありです。餌は青イソメとジャリメを用意。生餌が触れない方などは、疑似餌のパワーイソメを使うのもお勧めです。

ハゼの仕掛け(提供:TSURINEWSライター荒木清)

針は小さめから大き目まで用意しましたが、小さすぎると、フグに飲み込まれ、ハリスが食いちぎられてしまう為、注意が必要です。

アオイソメ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

待ちの釣り

ハゼ釣りと言ったら、浮き釣りやブッコミ釣り、ライトなチョイ投げ釣りと色々ありますが、初めに試した釣りは、ライトなブッコミ釣りです。オモリは軽く、川の流れもきつくなかった為に、この釣りで様子を見ることに。待ちの釣りでは、活性の高いハゼほど、針を飲み込んでしまう為、注意が必要です。

ハゼ釣りのタックル(提供:TSURINEWSライター荒木清)

待ちの釣りの良い所は、ゆっくり釣りが堪能できる所です。置き竿だと何本か同時に釣りが出来る為、色んな水深や場所なども探る事が出来る為、ハゼのいる場所、状態(活性)を知るには効率がいいと思います。活性が高いと何本か同時にHITする為、嬉しい悲鳴ですが、手返しが悪く、忙しく大変です(笑)。

のんびり待つ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

1投目から本命登場

周囲は明るくなり、30mぐらい投げ、糸を張り、竿を置き少し待ち、アタリがない為、リールを1回転し、数秒のこと…「ビビビッ」と小刻みに穂先が引き込まれます。

本命キャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

ゆっくり竿を煽り、魚の魚信を感じた所でリトリーブ開始します。子気味いい引きで楽しませてくれます。上がってきたのは12cmのハゼです。

攻めの釣り

攻めの釣りはチョイ投げし、糸を張り、竿をゆっくりと30cmほど横、もしくは縦にスライドさせ、仕掛けをズル引きします。これを手前まで繰り返します。アタリが出る時は、餌が落ちた瞬間、仕掛けを引いている時、仕掛けを止めた瞬間など様々です。

この目的は、手返しよくハゼの居場所や、水底の状態、餌を見つけさせる事、餌を逃げているように見せ、ハゼに捕食を煽る事などが目的です。引きずってくる為、アタリが無ければすぐに他の場所などをすぐ探る事が出来ます。手返しが良い釣りだと思います。短時間の釣行やアクティブに釣りがしたい方にも、おすすめの釣りだと言えます。

親子で連続ヒット

今回一緒に釣行したのは知人の吉田さんとお子さんのアサちゃんです。待ちの釣りだとお子さんが飽きてしまう可能性が在るので、今回は攻めのズル引き釣法でやっていただく事に、AM10:00頃合流し、さっそく釣り方をレクチャーします。最初はアサちゃんが釣りをやる事に、小さな手でリールを持ち、説明した通りにやっていると、竿先が「ブルブルッ」と良い引きで、ゆっくりと巻いてきます。

お手軽に楽しめる(提供:TSURINEWSライター荒木清)

上がってきたのは良型のハゼです。「すごーい」とお父さんと二人で喜んでいます。お父さんもやりたくなって竿を交代です。さすがはお父さん、1投目でハゼを釣り、アサちゃんも大興奮(笑)。その後もコンスタントにハゼを釣り上げ、気づけば10匹を超えています。まだ1時間も経ってないのに…素晴らしいです。

ハゼキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

多魚種も色々

ハゼ以外にも色々な魚が登場。イシモチやクロダイの子供、ダツに良型ワニゴチ、ヒイラギ、フグなども釣れます。ヒイラギやクロダイ、イシモチの子供は結構釣れます。引き味があり楽しませてくれます。

ヒイラギ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

ココがポイント

この日は満潮(上げ)が4:35分、干潮(下げ)が10:59分です。潮の満ち引きなどで、この日は大きく変化を見せます。満潮からの下げ途中で、近くでハゼが釣れていましたが、干潮近くになるとアタリが激変し、フグやヒイラギしか掛からなくなります。

その為、竿を190のスピニング用ロッド、リールは2000番でそのままの状態です。川の一番深いであろう真ん中にキャスト。水底に着き、糸を張ろうとした時です。小刻みに「ブルブルッ」とハゼらしいアタリです。上げてくると小さいサイズのハゼです。これはリリースします。

ハゼ確保(提供:TSURINEWSライター荒木清)

再びキャスト、水底に着き、糸を張った瞬間にヒットです。ここのポイントには小型や中型がいるようで、入れる度に即ヒットします。狙いが当たったのか、たまたまか…それは魚にしかわかりません(笑)。ですが、結果が示しているように、満潮では色々な場所で釣れましたが、干潮は深い場所にハゼが集まっていて、狙いが当たっていた可能性はあります。

ハゼが入れ食い

後半になり、浅場から少し深場に狙いを変えましたが、即アタリ、即ヒットが続きます。水底に着き、糸ふけを取ろうとすると、即反応が!子気味良い引きで楽しませてくれたのは、唐揚げサイズの12~13cmの沙魚(ハゼ)です。この河口には、どれぐらいの数のハゼがいるでしょうか……(笑)。吉田さんファミリーにも同じポイントを狙ってもらうことに。するとすぐに結果が出ます。2点掛けがZさんとアサちゃん、自分と吉田さんまで(笑)。またまた入れ乗り状態です。

ハゼキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

この日は、11時くらいには既に家族連れなどで多くの方が来られていました。皆さん、ハゼやイシモチ、ヒイラギなどを釣り楽しんでいます。今回、少し釣れない時間帯はありましたが、コンスタントに釣れ続け、終わってみればたくさんのハゼを釣る事ができ、小型~中型主体で、落ちハゼサイズは現れませんでしたが、満足の釣行となったのです。

ハゼが入れ食い(提供:TSURINEWSライター荒木清)

注意点

手軽で簡単なハゼ釣りですが、近隣住民の方にご迷惑にならないように、騒音や釣り終わりの場所を綺麗にし、ゴミなどは持ち帰るなど十分に注意して、気持ちの良い釣行をお願いします。

チョイ投げで狙う(提供:TSURINEWSライター荒木清)

釣った新鮮なハゼを食す

ハゼの塩焼き(提供:TSURINEWSライター荒木清)

釣れたハゼは出来るだけ活かしておき、砂や、食べた餌などの「泥抜き」をすると良いと思います。もし、死んでしまった場合は、鮮度を保つため、早めに魚を早めに冷やしておくと良いです。その為の活かしバケツ、クーラーボックスに氷を入れておきます。

ハゼのから揚げ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

<荒木清/TSURINEWSライター>

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