玄界灘のイサキ釣りで40cm筆頭に船中平均40尾の好釣果【福岡】竿頭は53尾キャッチ
福岡県・玄界灘でイサキ釣りが好調との情報を受け、第二大福丸に乗船して釣行。産卵前の荒食いシーズンに入ったイサキは、まきエサと仕掛けが同調すると連続ヒット。40cm級を頭に、ダブルやトリプル掛けも頻発し、船中トップは53尾、平均でも40尾という大満足の釣果となった。
第二大福丸でイサキ釣り
5月18日に福岡・宗像・大島の第二大福丸でイサキ釣りへ。船長から出港時間は午前5時と聞き、神湊港には4時すぎに着くと、次第にみんなも集まりだす。メンバーは西依さん、長尾さん、柳原さん、道さん。
船が来たので釣具を積んで釣座を決めてもらって出港。大島をすぎて玄界灘に出てみるとウネリがある中、ポイントへ進む。
やがて船はスローになって止まり、ポイントに着いたので釣座に行って準備を始めた。同船は探見丸システム搭載船で海底の起伏が分かって根掛かり少なく釣ることができ、水深も分かって釣りやすい。
良型イサキ2連に3連掛け
私は右舷ミヨシに座り、仕掛けが出来上がるとポイントに入って船長から指示ダナの説明があってから釣り開始。私は最初にリールのカウンター表示に狂いがないか仕掛けを海底まで落としてチェックしていることにしている。
仕掛けが海底に着くと同時に底取りをしてリールを素早く巻き上げて根掛かりを防ぎ、船長の指示ダナでサオを振ってまきエサを振りだしてアタリを待つ。ちなみに、リールと探見丸には5mの誤差が出ていたので、それを頭に入れている。
まきエサと仕掛けが同調するとすぐにアタリがでた。左舷胴の間の道さんはイサキの30cm級をダブルで掛けている。
イサキはまだ小さいと思っていたが、ここのポイントでは産卵前のように腹ボテのイサキが荒食いをしてくる。西依さんもイサキの良型をダブル、トリプルと掛けていた。
イサキ釣果はトップ53尾
イサキはコンコンとサオ先を叩くアタリがでるのだが、サオ先を押さえ込むようなアタリがでる時は30cm超えが多くでていた。
ちなみに指示ダナより深く仕掛けを落とすとイサキも20cm以下のサイズが釣れてくるので、やはり指示ダナで釣ることが大切だ。
逆に大型を狙う場合は指示ダナより1mほど上に仕掛けを持っていって釣るのだが、数釣りはできない。
なお、今回の仕掛けは4号を使っていたが、中には大物らしきアタリでハリスを2回ほど飛ばされた。
この日のイサキの釣果はトップで53尾、平均は40尾となった。
<週刊つりニュース西部版APC・飛高宏佳/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年6月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。