【京都2025】洛南きっての紫陽花の名所「藤森神社」
洛南きっての紫陽花の名所として知られる藤森神社で、紫陽花が見ごろを迎えています。バリアフリー仕様にリニューアルされた紫陽花苑内は、色とりどりの紫陽花でとても華やかでした。
藤森神社の紫陽花苑
藤森神社は、平安遷都よりもずっと昔から伏見深草の地にお祀りされている神社で、菖蒲の節句発祥の地・勝運と馬の神様として知られています。
境内には参道わきの第一紫陽花苑(藤勝苑)と、本殿と摂社を囲むように設置されている第二紫陽花苑に約3500株の多彩な紫陽花が植えられています。
第一紫陽花苑は、藤棚や水辺が新たに設置されるとともにバリアフリー化の整備も行われ、とても歩きやすくなりました。
紫陽花はもちろん、藤の花や花菖蒲なども楽しめる新たな庭園として生まれ変わり、今年も多くの方が訪れています。
紫陽花苑の様子
私もリニューアルされてから初めて訪れる紫陽花苑で、とても楽しみにしていました。
実際に見てみると想像以上にきれいで紫陽花もじっくりと楽しめます。
舗装された小径は以前とは違って幅があり、紫陽花を撮影するときもほかの人の邪魔になりにくいのが良かったです。
藤棚近くでは花菖蒲も見ごろを迎え、淡い紫陽花の中に凛とした紫がとてもきれいでした。
白やピンク、紫にブルーと色とりどりの、そしてさまざまな種類の紫陽花たち。
どれもが可愛くきれい…。
苑内の奥の方はブルー系の紫陽花が多く咲いていて、しっとりと落ち着いた美しさ。
数年前に訪れたときにも遭遇した(おそらく)刀剣乱舞のコスプレの方々が撮影会中。
でもまだ開園すぐだったので、コスプレーヤーやカメラマンらしき方はまだ少なめでした。
今回もハートの紫陽花を発見!
ブルーのハート紫陽花も見つけましたが、今年のハート紫陽花はやや少ない印象でした。
小径がゆったりと広いのでどなたでも紫陽花をじっくりと楽しめそうです。
もちろん手水鉢は紫陽花仕様!
パステルカラーがとても可愛い花手水です。
本殿の北に入り口のある第二紫陽花苑は、紫陽花の開花が遅れているようでした。
ほぼ緑色の中にぽつぽつと咲いている紫陽花。
第二紫陽花苑の魅力は、本殿や摂末社・苑内にある朱塗りの太鼓橋と紫陽花とのコラボです。
おそらくあと1週間くらいでこちらも見ごろになると思いますので、ぜひ素敵な映え写真を撮影してみてください!
たっぷり紫陽花を堪能して帰ろうとしたところ、拝殿で巫女さんが舞のおけいこ中。
優雅に待っておられる姿に見とれてしまいました。
実は第一紫陽花苑は、参道からも見ることができます。
もっとも外側の紫陽花だけですが、それでも十分きれい。
でも中に入るともっときれいなんです。
外側から見ていたカップルさんから聞こえた「中で見よう!」という言葉に、ちょっとうれしくなりました。
紫陽花苑開苑期間中の行事予定
・6月14日(土)
10:00~ 居合道奉納
・6月15日(日)
10:00~紫陽花祭斎行
11:00~/14:00~ 藤森太鼓奉納
13:00~蹴鞠奉納
・6月21日(土)
14:30~居合道奉納
・6月22日(日)
10:00~15:00頃 運勢鑑定会
・6月28日(土)
13:00~相撲甚句奉納
・6月29日(日)
10:00~15:00頃 運勢鑑定会
・6月30日(月)
15:00~水無月大祓四季斎行
期間中は紫陽花の限定御朱印授与も行われています。
令和3年にいただいた紫陽花御朱印
藤森神社紫陽花苑開苑情報
名称 藤森神社
住所 京都市伏見区深草鳥居崎町609
開苑期間 2025年5月31日(土)より約1ヶ月間(開花状況により変わります)
開苑時間 9:00~17:00
入苑料 500円
HP https://fujinomorijinjya.or.jp/ajisaimaturi.html