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24日に東海地区指導会 消防救助技術2種目に4人 伊賀市

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「ほふく救出」の訓練を披露する伊賀市の消防隊員=伊賀市緑ケ丘東町

 消防救助技術の東海地区指導会を直前に控え、三重県の伊賀市消防本部に勤務する職員4人が7月22日、市内で訓練の成果を披露した。同指導会は24日に鈴鹿市の県消防学校で開かれる。

 ビルや地下街などで煙に巻かれた人を想定した3人1チームの訓練種目「ほふく救出」には消防士長の阪口元汰さん(28)と消防士の繁地光さん(24)、消防士の鹿道悠貴さん(24)が出場する。同種目は1人が圧縮空気を充填した重さ約9キロのボンベを背負って長さ8メートルの煙道内を移動して要救助者役を救出後、もう1人の補助者ともに安全地点までロープを使って搬送するタイムと34項目ある安全確実性などの審査で評価する。

 3人が指導会直前の訓練を披露したのは伊賀消防署の訓練場で、標準所要時間より大幅に早い39秒台だった。県内からは10組が出場予定で、1位のチームが全国大会に進める。阪口さんは「昨年も出場したが、思うような結果が出せなかった。今年は全国大会を目指し、チームで頑張りたい」と抱負を話した。

 水難救助での技術を競う「基本泳法」には、大学まで水泳選手として活躍し、インターハイにも出場経験がある消防士の水野皓太さん(30)が同消防本部から初めて「水上の部」に出場する。頭を水中に水没させない「じゅんか飛び込み」という方法で入水し、クロールと平泳ぎの2種類で各25メートル計50メートルを泳ぎ、タイムと10項目ある審査基準を点数化し、評価する。

 基本泳法の訓練披露は同市川合の阿山B&G海洋センタープールであった。同僚職員らが見守るなか、水野さんは40秒の標準所要時間に対し、32秒台のタイムを出した。上位2人が出場できる全国大会に向け「もっとタイムを上げていきたい」と意気込みを話した。

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