<ともだち0人>学校の行事でひとりぼっち。孤独を痛感する親へ寄せられた、ぼっち歴15年ママの言葉
学校行事関係の話を聞くとよく出てくるママたちのお悩み。それが“ぼっち問題”。周りのママたちは誰かしらと一緒に行動をしていたり、楽しそうに情報交換をしていたり……。でも自分は常に“ぼっち”。同じ悩みを抱えているママもいるのではないでしょうか。
『子どもの学校行事行くたびに自分だけ“ぼっち”なことがツラい。周りのママたちはみんな誰かしらと話している印象を受けて、自分だけが“ぼっち”なような気がしてならない。話し相手も見つからない自分がおかしいのかとまで思ってしまう』
子どもの学校行事などで、いつもぽつんと一人になってしまうことへのお悩みを見るたび、「決して一人でいることは悪いことでもないし、おかしいなんてとんでもないことですよ」と言いたくなりませんか? ぽつんとなってしまうのは“たまたま”なのかもしれません。逆に話し相手がいるママたちだって、“たまたま”今の関係になっているだけの可能性もあります。しかし悩みを認識してしまうとツラいものですよね。ママたちはどのような反応を見せるのでしょう。
発想の転換!?“ぼっち”の方がいい
『私はもう慣れたよ。好きな時間に行けるし、好きな時間に帰れる。楽だよ~』
『私も“ぼっち”だけどなんとも思わないかな。参観は子どもを見に行くものだから、他のママとお喋りして子どもの授業態度を見られない方が嫌だなあ。正直、参観でお喋りしているママはうるさくて迷惑だなと思うことすらある』
ママたちから続々と寄せられたのは、“ぼっち”でもいいのではといった声でした。学校行事では子どもたちが主役ですよね。主役そっちのけでママ同士のお喋りをするのではなく、子どもたちに集中した方がいいのではという声がかなり目立っていたのです。ママの声にあるように“ぼっち”であれば、誰かの都合に合わせたり空気を読んだりする必要もないので、気軽&気楽に行動できるメリットもあるようです。
“ぼっち”じゃなくてもツラい?
『上の子のときは特定のママ友グループに所属していた。それなりに楽しいけど、他人に合わせるのはなかなかだるいよ。「○○ちゃんママがまだ来ていないから昇降口で待ってなきゃ」とかしょっちゅうある。だから下の子では、ママ友ゼロを貫いているのでめちゃくちゃ楽』
『“ぼっち”じゃなくてもどうでもいい内容の話しかしていないよ。気を使いながら群れて帰るタイミングを失うぐらいなら、“ぼっち”でさっさと帰りたい』
行事に行くたび喋りかけられる・グループに入らざるを得ないというママからのツラい声も寄せられています。本当に仲のよい人と一緒ならそれはそれで楽しいのかもしれませんが、すべてのママ友付き合いがそうとは限らないのかもしれませんね。ママたちの顔色や空気を読むことに意識が行ってしまい、子どもの勇姿を見逃したり疲れ果てたりすることは、できれば避けたいものですね。
気になるなら行動あるのみ
『自分から話しかけてみては?』
『話したいと思うなら、話しかけてみたらいい。自分の子と仲がいい子のお母さんに「いつもお世話になっています」とか。話しかけられてイヤに思う人はいないと思うよ』
別になにか話したいわけではないから問題はない、と話していた投稿者さん。しかし誰とも話すことなく“ぼっち”でいる自分を変ではないかと思ったり、違和感を覚えたりするのではあれば、思い切って現状打破を目指し行動することも一つの方法かもしれません。思い切って話しかけてみれば世界は一変する可能性だってありますよね。またママ友付き合いは面倒で避けたいと思うかもしれませんが、ママ友同士から得られる有益な情報などもありますから、上手にママ友付き合いをしてみても悪くないかもしれませんね。
“ぼっち”はおかしくない!むしろ楽しもう
『“ぼっち”歴15年。慣れたもんで、もうなんとも思わなくなった。気を使わなくていいし、他の人の会話が聞こえたらおもしろいよ』
お喋りしたりグループになっていたりするママたちを見ると、“ぼっち”な自分がおかしいのかなと思ってしまう気持ち、共感できるママたちはたくさんいました。しかし別に他のママたちとお喋りをしに行事へ出向いているわけではありませんから、気にすることはなさそうです。待ち時間や移動時間など、“ぼっち”であることをツラいと感じる瞬間もあるかもしれませんが、その分、お子さんの勇姿を存分に堪能できますよね。“ぼっち”歴15年選手のママからの声なんて、自信と余裕が満ち溢れていて、“ぼっち”も悪くないかもとか思えそうではないですか? 物は考えようと捉え、“ぼっち”ライフを堪能してみてはいかがでしょう。新たな発見があるかもしれませんよ~。