外はこんがり、中はホクホク！「長芋とれんこんのバターじょうゆ味」【重信初江さんレシピ】
秋の味覚、長芋とれんこんを使った毎日のおかずにぴったりのレシピを、料理研究家の重信初江さんに教えていただきます。ガーリック風味をきかせたバターじょうゆ味でご飯がすすむ一品です。
（『きょうの料理』11月号より）
重信初江さん
料理研究家。昔ながらの家庭料理からアイデアあふれるレシピまで守備範囲は幅広い。
「長芋もれんこんも、じっくり時間をかけて火を入れるとホクホクの食感に。シャキシャキが好きな人は、少し強めの火加減で、短時間で仕上げて。どちらもおいしいですよ。」
長芋とれんこんのバターじょうゆ味
材料（2～人分）
長芋 8cm（200ℊ）
れんこん 150ℊ
エリンギ 2本（100ℊ）
豚ロース肉（豚カツ用） 2枚（240ℊ）
にんにく 2かけ
酒 大さじ1/2
A （酒 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
こしょう 少々）
B （バター 10g
しょうゆ 大さじ１
黒こしょう（粗びき） 少々）
●サラダ油・小麦粉
[400kcal 塩分1.6g 20分]
1 長芋は皮をむいて長さを半分に切り、四つ割りにする。れんこんは1㎝厚さの輪切りにする。エリンギは長さ、厚さともに半分に切って4等分にする。にんにくは半分に切ってつぶす。豚肉は、大きめの一口大に切り、Aをもみ込む。れんこんの皮は、きれいならよく洗ってそのままでも。気になるならむく。
2 大きめのフライパンにサラダ油大さじ1とにんにくを入れ、弱火で炒め、香りがたったら長芋とれんこんを並べる。弱めの中火にし、時々上下を返して、きつね色になるまでゆっくり７～８分間焼く。途中で温度が上がって焦げそうになったら、弱火にする。ゆっくりじっくり火を通すと、ホクホクに仕上がる。
32を取り出し、フライパンを紙タオルでサッと拭いて汚れを落とし、サラダ油大さじ1を中火で熱して、エリンギ、小麦粉大さじ1をまぶした豚肉を並べる。2分間焼いて、上下を返し、エリンギは1分間（焼けたら取り出す）、豚肉は2分間ほど焼いて火を通す。
4 フライパンに３のエリンギと２のにんにく、長芋、れんこんを戻し入れ、Bを加えて全体になじむまでからめる。
■NHKテキスト『きょうの料理』2024年11月号より抜粋
■撮影・木村 拓（東京料理写真）／スタイリング・大畑純子