淡路市久留麻の小粋な一軒家『Café スパイス589』で滋養満点のスパイスカリーを♡ 淡路市
淡路市久留麻に、こだわりのスパイスカレーや自家製スイーツが頂けるお店『Café スパイス589(カフェ スパイス589)』があります。以前から気になっていた同店に、満を持して行って来ました。
東浦平成病院のすぐ傍に立つ小粋な一軒家。こちらが『Café スパイス589』です。店内はこじんまりとしつつも、ゆったりとしたテーブル配置。ブラウンを基調にしたインテリアに、心がホッとほころびます。
店主の村上雅代さんが切り盛りする同店は、今年で営業7年め。店名にあるように、様々なスパイスとハーブを使った料理を提供しています。
「薬膳などを意識し、“少しでも体に良いものを”との想いからメニューを考案しています」と話す村上さん。朗らかなお人柄が素敵です。
本日は同店の看板メニュー「淡路牛すじカリー」と「淡路鶏薬膳キーマカリー」をあいがけで頂きました。
なんと15種類以上ものスパイスを使い、淡路牛の牛すじと淡路島たまねぎをじっくり煮込んだ「淡路牛すじカリー」。ほんのりした甘さと複雑なスパイスの風味が、口の中に広がります。その後に辛さがゆっくり届く心地よい感覚。
6種類のスパイスを使用した「淡路鶏薬膳キーマカリー」は、爽やかなハーブの風味にまず驚きます。優しい辛さを楽しみながら食べ進むうちに、体も心もほんのりポカポカに。
デザートには、チャイとフォンダンショコラを頂きました。
同店のチャイはシナモン、八角、クローブ等を使った本格的な1杯。これらのスパイスは整腸や老化防止等の効能があるそうです。ミルクの甘い香りとスパイスの香りが溶け合って、一口ごとに心が落ち着く感じがします。
また、フォンダンショコラが秀逸!フォークで割ると、中からトロトロのチョコレートがとろけ出ます。しっとりとした生地は甘さ控えめ。チョコの風味が際立ちます。
店内を見回すと、何やら味のある置物や装飾品がいっぱい!すべて店主の村上さんのお気に入りです。「自分の好きなモノをとことん集めた、“自分の城”のようなお店です」と笑う村上さん。お店の居心地の良さの秘密が伺えます。
村上さんは他にも、100%無添加のジビエ肉を使ったペット用ジャーキーのブランド『Wild Hunter』を運営しています。使用するのは、狩猟免許を持つ村上さんが自ら狩った猪や鹿の肉。「害獣と言われる動物の命を繋げていきたい」との想いから始めた取り組みだそうです。
ちなみに店名の“589”はどこから? 実は村上さんは、2頭のパグと1頭のダップー(ダックスフンドとプードルのミックス)の飼い主。愛するワンコたちの犬種名や名前を店名に加えました。お店には、犬連れのお客様がゆっくり食事できるテラス席も用意されています。
カリー以外にもガーリックライスや期間限定プレート等バラエティ豊かなメニューと、温かみあふれる自家製スイーツ。コーヒー豆にもこだわります。一軒家カフェのドアの奥には、滋養たっぷりの食事と、村上店主の明るい笑顔が待っています。
場所
Cafe Spice589
(淡路市久留麻1225-1)
営業時間
火曜日 07:30 - 15:00
水・金・土・日曜日 08:00 - 15:00
定休日
月・木曜日
駐車場
有り