東急線 通学定期割引で家計応援 平均30%値下げ
東急株式会社が3月15日から、東急線の通学定期旅客運賃を従来より平均30%値下げした。
同取り組みは同社の地域貢献事業「子育て・学生応援東急スクラムプロジェクト」の一環。対象はこどもの国線を除く東急線全線で、一例として1Kmから3Km区間の1カ月通学旅客運賃(大人)が従来は1870円だったところ、改定後は1200円となった。6歳以上12歳未満の小児運賃は大人運賃の半額(10円未満は10円単位に切り上げ)。15日以降に発売された通学定期券が適用となる。
同社はこれまでもキッズパスの発行などの「交通利用」、小・中学校の授業支援などの「まなび」など、さまざまな分野で支援事業を行ってきた。
プロジェクトの新規事業となる同取り組みでは学業を終えるまでの期間、経済的な負担が大きい子育て世帯の家計を支援することで、より住み続けたくなる沿線の実現を目指すとしている。