函嶺白百合学園 創立75周年、平和を見つめる 三の丸ホールで記念事業 渡部陽一氏による平和講演会など
函嶺白百合学園が創立75周年を迎え、記念事業の一環として７月７日（日）に小田原三の丸ホール大ホールでイベントを開催する。同学園の後援会、同窓会が主催。
第一部は記念演奏会で、東京音楽大学の教授も務める世界で活躍するバイオリニスト木野雅之氏らがアンサンブルを披露。第二部は平和講演会で、戦場カメラマン・フォトジャーナリストの渡部陽一氏が「戦場からのメッセージ」をテーマに、戦場で生活する人々の家族の絆や命の大切さなどニュースでは分からない現場の出来事を写真や映像を交えて伝える。
戦時中の疎開がきっかけで生まれた同学園。広瀬節枝校長は「初代校長の『一流の国際人におなりなさい』という指針を大切にしてきた。それは平和を求めることではないかと理解している。みなさんにとっても、平和を見つめる機会になれば」と来場を呼び掛けている。
正午開場、午後１時開演。入場無料、要申込。申し込みは同学園【電話】０４６０・８７・６６１１。
