『Mr.ノーバディ2』始動、撮影開始 ─ 新監督とボブ・オデンカークが現場から写真公開
人気ドラマ「ベター・コール・ソウル」のボブ・オデンカーク主演、壮絶なアクションが繰り広げられる映画『Mr.ノーバディ』の続編『Nobody 2(原題)』から撮影セット写真が初公開となった。
続編については、2024年8月から10月の間にクランクインの見込みと伝えられていたが、すでにカメラが回り始めた模様。前作のイリヤ・ナイシュラーの後任として、新監督に就任したインドネシア出身のティモ・ジャヤントが(旧Twitter)を更新し、モノクロ画像2枚を投稿した。
1枚目では、ジャヤントと第1作からプロデューサーとして続投するデヴィッド・リーチがスポーツカーに寄りかかっており、2枚目ではエレベーターに主演のオデンカークと監督が乗っている。この投稿には「感謝とは控えめな表現だ」とのコメントが添えられており、ハリウッドのアクション映画で初メガホンをとるジャヤントの感謝の気持ちが伝わってくる。
Grateful is an understatement.
— Timo Tjahjanto (@Timobros)
『V/H/S ネクストレベル』(2013)『KILLERS/キラーズ』(2013)などで監督を務めたジャヤントは、もともとホラー畑の出身。監督はその持ち味を活かし、ハリウッドで活躍するインドネシア出身のアクション俳優、イコ・ウワイスの主演映画『ヘッド・ショット』(2016)や映画『シャドー・オブ・ナイト』(2018)でスプラッター映画並みのゴア描写が炸裂するマーシャルアーツ・アクションを展開し、観客を魅了した。ホラー映画とマーシャルアーツ・アクション映画で培った経験が、『Mr.ノーバディ2』に新たな要素をもたらし、さらに進化した暴力美を体現してくれそうだ。
『Mr.ノーバディ』では、冴えない日々を送る中年オヤジのミッチが、ある出来事をきっかけに日頃から抱えていた鬱憤を爆発させ、隠されていた彼のダークな過去が徐々に明るみになっていく。
© 2021 Universal Pictures
現時点で、続編のプロットなどの詳細は不明。主演のオデンカークのほか、ミッチの妻ベッカ役のコニー・ニールセン、ミッチの父デヴィッド役を演じたクリストファー・ロイドが復帰。『氷の微笑』シリーズや『カジノ』(1995)などのシャロン・ストーンが、新キャストとして参戦する。
脚本は前作から参加のデレク・コルスタッドに加え、主演のオデンカーク、「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」(2018-2023)のアーロン・ラビン、『ケイト』(2021)のウマイル・アリームが共同で担当。プロデューサーとしてケリー・マコーミック、オデンカーク、マーク・プロヴィッシエロらが続投する。
『Mr.ノーバディ』の続編『Nobody 2(原題)』は、2025年8月15日に米国公開予定。
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