「立ち食いポテト屋」で怒られながらポテトを買ったら、すごいのが来たんですけど…【カンバ通信:第385回】
ジャンボ! こんだけケニアの首都ナイロビのポテト屋さんを紹介してきたのに、まだ未知なるポテト屋さんが山ほどある。
もしかしてケニアって世界屈指のポテト大国なのでは? そう思う時さえある。
ただ、数が多いだけで、絶対に行かない方が良いポテト屋さんも山ほどあるので注意されたし。そう、今回のポテト屋さんのように。
店の名前は「New Jack City Fries」。看板にポテトが描かれているほどの、正真正銘ポテト屋だ。
場所は市内中心部ラテマ通り沿い。この通りは前回のポテト屋さんと同じくバスが頻繁に通るので、店はバスの利用客で大混雑。
そんな店の入り口には、「怒っている男たち」が常に立っている。彼らは怒りながら「支払いのための列はこっちだ!」と大声で叫んでいる。
さらに、怒ってる男たちは、「先払いだ! 先払いだ!」と怒りながら集金していた。なぜそんなに怒っているのかは謎だ。
私も列に並び、お金を支払いポテトを注文。100ケニアシリング(約119円)と、高くもなく安くもない値段設定。
そして差し出されたポテトがこちら。
なにこれ。
なんというか、よく言えば斬新。悪く言えばスンゴイ雑な包装。なぜ私は入店前からブチギレられ、こんな雑なポテトをオーダーしてしまったのだろう……と、自分が何をしているのかわからなくなっていた。
また、いざ食べるときも、この店には重大な欠点があった。店が狭すぎるため、お客様が座るための椅子がなく、立ち食いスタイルを強いられるのだ。
さらに、このポテト屋さんにトマトケチャップは無く、味付けは塩オンリー。しかも、
うまくない。
味も悪い。対応も悪い。何もかもが最悪。唯一良かったは腹を壊さなかったことだけど、私はもう二度とこのポテト屋さんには行かないだろう。よって皆さんにもオススメはできない。クワヘリ。
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.