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【ONE AND ONLY Vol.17レポート】美味しい曖昧、スクスマ、RiNCENT♯ら注目メンバーの輝くパフォーマンスに徹底フォーカス!

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【ONE AND ONLY Vol.17レポート】美味しい曖昧、スクスマ、RiNCENT♯ら注目メンバーの輝くパフォーマンスに徹底フォーカス!

<ONE AND ONLY Vol.17>が、5月29日(木)にSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催された。

<ONE AND ONLY>は、“日々新しい存在が生まれて成長していくアイドルシーンを、楽曲、パフォーマンス、トーク、ファッション、ソーシャルなどさまざまな角度で切り取り、次世代の唯一無二、かげがえのない「ONE AND ONLY」を生み出すことを目指す”というコンセプトを掲げるアイドルイベント。

その第17弾となった今回は、美味しい曖昧、SCRAMBLE SMILE、RiNCENT♯、ideal peco、メイビーME、Hey!Mommy!の6組のアイドルが出演。それぞれが多彩なパフォーマンスを披露し、会場に大きな熱狂を生み出した。

本記事では、各グループから1名をピックアップして、そのメンバーに焦点を当てたライブレポートをお届けする。

・美味しい曖昧の写真 151枚

取材&文:竹内伸一

■Hey!Mommy!(ピックアップアイドル:佐々木ひまわり) 全力疾走の大熱演

佐々木ひまわり(Hey!Mommy!)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

開演直前、舞台袖から何やら賑やかな声が聴こえてきたが、Hey!Mommy!のライブは賑やかで楽しく、そして見応えのあるものだった。冒頭の「HELLO!! Hey!! WORLD!!」から一気呵成にパフォーマンスをくり広げていく。6人はコミカルな表情を作って楽しい雰囲気を高め、チョップをくり返すような印象的な振り付けを観客と一緒になって踊りまくる。

そんな中、佐々木ひまわりは、表情豊かにパフォーマンス。満面の笑みで歌ったかと思えば、凛々しい表情で切れ味鋭いダンスを披露。また、フロアに何かを発見したのだろうか、驚いたような表情を浮かべたりと、その表情だけでも観る側を飽きさせないといった雰囲気だった。さらに印象的だったのは、その“視野”の広さ。彼女たちのライブは、視界から消えてしまうほど動き回るシーンがあるなど、運動量が抜群に高いものだが、佐々木はどんなに激しく動いても、常に観客に気を配っている様子。後列に下がっても、しゃがみ込む振り付けで観客にしっかりアピール。「Hey!Baby!」では、最前で踊りまくる観客1人ひとりに語りかけるように視線を送る場面も見られた。

最後はひときわテンポの速い「SUPER MOMMY GIRLS」を狂騒的に歌い踊る。佐々木も全力疾走といった勢いで大熱演。そして、もはや全観客をロックオンするような勢いで、レスを送りまくってライブの狂騒に拍車をかけていた。

佐々木ひまわり(Hey!Mommy!)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
佐々木ひまわり(Hey!Mommy!)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
Hey!Mommy!<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

Hey!Mommy!<ONE AND ONLY Vol.17>

2025年5月29日(木)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

OVERTURE
HELLO!! Hey!! WORLD!!
7777777
もちぷる
Hey!Baby!
CANDY POP
SUPER MOMMY GIRLS
MC

■メイビーME(ピックアップアイドル:新庄愛) 美しさと可愛さを全方位に解き放ったステージ

新庄愛(メイビーME)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

SEが流れると、足早にステージに登場したメイビーME。背の高いメンバーが多い彼女たちは、立っているだけでも壮観だったが、新庄愛ももちろん、その立ち姿が実に映える……などと思っていると「真夜中のシンデレラ」がスタートし、彼女は長い手足を大きく使って、見応えのあるパフォーマンスをくり広げていく。サビでは高らかな歌声も披露。さらに落ちサビではスポットライトを浴びながら、今度は可愛らしく歌い、存在感を十二分に示した。

「半分だけのアイラブユー」では、場面ごとに表情を変えながらやはり可愛らしい歌声を響かせる。かと思えば、サビではヒザを蹴り上げるような振り付けを見事に決め、間奏ではポニーテールを大きく揺らしながらジャンプ。こういったダイナミックな動きが彼女には本当によく似合う。また、「恋するマーメイド」「共色メモリーズ」では、しゃがみ込んだ態勢から立ち上がるシーンがあったのだが、その時の身のこなしが実にしなやかで美しく、思わず見入ってしまった。その所作からは、細かいところまでしっかりと神経を行き届かせてパフォーマンスしていることがうかがえた。

“全員で忘れられない想い出を作っていきましょう!”と前置きして始まったラストの「君待ちヒロイン」を再びダイナミックに踊り、想いを込めて歌い上げると大きな拍手が巻き起こって、メイビーMEのライブは幕を閉じた。

新庄愛(メイビーME)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
新庄愛(メイビーME)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
メイビーME<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

メイビーME<ONE AND ONLY Vol.17>

2025年5月29日(木)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

SE
真夜中のシンデレラ
半分だけのアイラブユー
MC
恋するマーメイド
共色メモリーズ
君待ちヒロイン
MC

■ideal peco(ピックアップアイドル:近石日奈) 輝く笑顔で体現した“完全無欠のアイドル”

近石日奈(ideal peco)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

“オイ!オイ!”という大コールが響き渡る中、ideal pecoが登場。観客の熱狂を、にこやかに見守っていた近石日奈は、「LOVEちゅーにんぐ」からとびきりの笑顔でパフォーマンス。ステージ後方から前方へと駆け出して笑顔をふりまき、夏目綾とコンビを組んで楽しそうに歌う。落ちサビでは伸びやかな歌声も披露してライブを盛り上げていく。

「あざとチャンピオン」では、そのパフォーマンスが加速。《ねぇ大好きだよ?》という台詞を、まさにあざといほど可愛らしく決め、キュートにジャンプ。間奏ではハートを作りカメラにアピールし、落ちサビでは《私に、、する?♡》と、さらにあざとく言い放つなど、可愛らしさを会場中にまき散らしていった。

後半も彼女は可愛らしさを振りまき続ける。「さまーりーぷ」の間奏では、戸惑いながら告白するくだりを熱演し、「ハートハイジャック」ではジャンプしながら投げキスを送り、「100点の私で会いに行こう」では彼女の名前を呼ぶ大コールを受けてキュートに歌い上げるなど、最後まで会場を沸かし続けた。終始可愛らしく振る舞い、会場の視線を集め続けた近石。それは天晴と言いたくなるほど、完全無欠のアイドルぶりだった。

近石日奈(ideal peco)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
近石日奈(ideal peco)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
ideal peco<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

ideal peco<ONE AND ONLY Vol.17>

2025年5月29日(木)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

SE
LOVEちゅーにんぐ
あざとチャンピオン
call my name
さまーりーぷ
ハートハイジャック
100点の私で会いに行こう
MC

■RiNCENT♯(ピックアップアイドル:本気すず) 華やかで気高い変幻自在のパフォーマンス

本気すず(RiNCENT♯)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

舞台袖から“RiNCENT♯”という掛け声が聞こえるとSEが流れ出し、メンバー1人ずつ紹介していく。5番目にコールされた本気すずが可愛らしくポーズを決めると大きな歓声が上がった。7人の紹介が終わると本気が“最後まで熱々の時間を過ごそうね!”と声を上げて、ライブがスタートした。まずは「がちゃがちゃ♡きゅーと」を狂騒的に歌い踊る。すらりと背が高い本気は、いるだけで華やかな雰囲気を醸し出す。特に、長い手を掲げるような振り付けがよく映えた。かと思えば、時にキュートに、時にセクシーにと変幻。場面ごとに空気感を変えていく術が見事だった。

以降も曲ごとに見せ場を作っていく。「エンドロール」ではしっかりと噛み締めるような熱い歌声を披露し、痛快なロックチューン「正論ハラスメント」では、高速のターンをくり出しながらロックスターを思わせるクールな歌声で魅了。ヘヴィなギターが鳴り響く「UNDEAD」では、点滅するライティングの中で、ダイナミックにダンス。その姿は見とれてしまうほどカッコいいものだった。

ラストの「君じゃなきゃダメなの」では、今度は長い手足をしなやかに動かして優雅に踊りつつ、その歌声はエモーショナルなものに。気高さと熱さを併せ持つ唯一無二のパフォーマンスでライブを締めくくった。

本気すず(RiNCENT♯)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
本気すず(RiNCENT♯)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
RiNCENT♯<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

RiNCENT♯<ONE AND ONLY Vol.17>

2025年5月29日(木)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

SE
がちゃがちゃ♡きゅーと
MC
エンドロール
正論ハラスメント
UNDEAD
MC
君じゃなきゃダメなの

■SCRAMBLE SMILE(ピックアップアイドル:髙橋美海) 表情豊かなステージングで示した大きな存在感

髙橋美海(SCRAMBLE SMILE)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

4月20日に加入した髙橋美海は、そこからの1ヵ月あまりで、SCRAMBLE SMILEにすっかり溶け込んだ印象。この日もステージに登場すると“盛り上がっていきましょう!”と声を上げてライブの幕を切って落とし、1曲目の「AGE⇔DECHI」から思わせぶりな表情を見せつつ、小気味よくパフォーマンスをくり広げた。続く「SCRAMBLE SMILE」では、長身を利したダイナミックなダンスを披露しつつも、要所でしっかりと動きを揃える。その表情はとびきりの笑顔に変わっていた。

さらに、可愛らしい仕草やまたまた思わせぶりな表情も見せながら「LOVE ME ONEGAI」をはつらつと歌い踊り、「ハチャメチャFuture!?」では《ご機嫌チャンス!》の台詞を元気よく言い放ち、「SSS」も笑顔できびきびと踊りつつも、エモーショナルな歌声も披露。楽しい雰囲気でパフォーマンスを続けてきた彼女だが、最後の「OVER THE SKY」では表情が一変。真剣な眼差しになって真っ直ぐに歌い上げる。最後は力強く拳を振り上げて観客を鼓舞し、さらに熱い歌声を届けた。

「SCRAMBLE SMILE」でのパフォーマンスが象徴的だったが、長身の彼女の動きは迫力があり、目を引くものだった。しかしながら、ほかのメンバーと動きを揃える繊細さも見て取れ、存在感を発揮しつつも見事な調和を生み出した素晴らしいパフォーマンスだった。

髙橋美海(SCRAMBLE SMILE)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
髙橋美海(SCRAMBLE SMILE)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
SCRAMBLE SMILE<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

SCRAMBLE SMILE<ONE AND ONLY Vol.17>

2025年5月29日(木)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

OPSE
AGE⇔DECHI
SCRAMBLE SMILE
LOVE ME ONEGAI
ハチャメチャFuture!?
SSS
OVER THE SKY
MC

■美味しい曖昧(ピックアップアイドル:穂乃歌みくる) 多彩なシーンを描きながら魅せたまばゆい輝き

穂乃歌みくる(美味しい曖昧)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

トリを務めた美味しい曖昧は、この日も切れ味鋭いダンスと、感情のこもったボーカルが融合した見応えのあるライブをくり広げた。ファンキーなベースが印象的な「氷に鏤め水に描く」で幕を開けると、穂乃歌みくるはクールに歌いながらもスピード感あふれるダンスを披露。もちろんほかのメンバーと動きをしっかりとシンクロさせて一体感も高めていく。

続くインストのダンスチューン「ダンスダンスダンス」では、切れ味鋭い動きに激しさが加わる。ソロのダンスパートでは、そこに緩急をつけて視線を集めた。そのまま「ナブルナブルナブル」へとなだれ込むと、彼女の動きは激しくも華麗なものに。落ちサビでは双詩科なのはと一緒に切なげな歌声で魅せた。新曲の「泥濘」では、しなやかな身のこなしでクール&セクシーに。アウトロは7人で一体となって見事なダンスを披露した。

一体となるといえば、「パフェクト」のダンスパートも見事。7人でシャープかつハードに踊りまくり、会場から喝采を浴びた。最後はストレートなロックチューン「Life is Short」を、拳を掲げて熱唱。ここまでハードなダンスチューンを凛々しい表情で歌い踊ってきたが、曲の途中で会場からクラップが巻き起こると、その様子を嬉しそうに見つめていたのが印象的だった。身体をめいっぱい使った穂乃歌のダイナミックなパフォーマンスは迫力満点。メンバーの中では小柄な彼女だが、ステージ上ではひときわ大きく輝いて見えた。

穂乃歌みくる(美味しい曖昧)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
穂乃歌みくる(美味しい曖昧)<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)
美味しい曖昧<ONE AND ONLY Vol.17>SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(2025年5月29日)

美味しい曖昧<ONE AND ONLY Vol.17>

2025年5月29日(木)
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

SE(ggg)
氷に鏤め水に描く
ダンスダンスダンス
ナブルナブルナブル
泥濘
「詰」と「昧」
マジカルリズム
パフェクト
Life is Short

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