名張の70代女性が2620万円詐欺被害 警察官や検事名乗る電話信じ
三重県警名張署は9月24日、名張市の70代女性が現金約2620万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。
同署によると8月21日、女性の携帯電話に警察官や検事を名乗る人物などから「暴力団の薬物売買事件を検挙したら、400万円があなたの口座に入っていることが分かった。犯罪のお金が振り込まれているので、全て出金して」などと言われ、更に「出金したお金を表札下に置くように」などと指示された。
女性は金融機関でおろした現金を指示されるまま、9月12日と20日に紙袋に入れて玄関先に置いたところ、その日のうちに持ち去られていたという。
23日に相手が電話に出なくなったため女性が不審に思い、24日に名張署に相談。被害が発覚した。
【関連記事】「あなたが共犯者」警察や検察かたる詐欺で3550万円被害 名張市の70代女性(https://www.iga-younet.co.jp/2024/09/18/94856/)