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Netflix 韓国ドラマの次はバラエティー!日本でも面白いと反響を呼んだ番組3選

Danmee

©Danmee

近年、韓国のバラエティー番組が日本で支持を得ている。

数年前まで、Kコンテンツといえばドラマが圧倒的人気を誇り常に話題を独り占めしていたが、ブームがいつしか日常の一部となり定着したことで、最近は比較的落ち着きをみせている。良作は多いものの、そこまで熱狂的にもてはやされる機会は少なくなってきた。

そんななか、熱い視線を浴びているのがバラエティー番組。韓ドラファン御用達アイテムNetflix(ネットフリックス)の視聴ランキングにランクインするなど、人気ドラマに負けない勢いで多くの日本人の心を鷲掴みにしている。

特にリアルバラエティーが好評で、出演者の正直な反応を大切にしながらも、観る者の感情を揺さぶる計算しつくされた演出や構成は、まるで新ジャンルのドラマのよう。番組によっては、どんでん返しや意表を突く展開などが盛り込まれ、各出演者のキャラも立っており、同系統の日本の番組も近年多くのファンを持っているが、韓国のそれは一味異なるドラマチックさを誇る。

そこで本記事では、韓国ドラマの次に来ているバラエティー番組のなかから、Netflixで配信され大反響を呼んだ人気番組を3つ紹介する。

(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」

白と黒のスプーン~料理階層戦争~ (Netflix/2024)

『白と黒のスプーン~料理階層戦争~』は、今、韓国で最もホットな番組の1つと言っても過言ではないほど絶大なる支持を得ている料理番組。無名の料理人と本国のスターシェフ100人が、優勝賞金3憶ウォンをかけ料理でトップの座を争うサバイバルプログラムだ。

知名度の低い料理人が、すでに業界で名の知れたシャフに勝ることができるのか、出来レースのようにも思える設定だが、観る者は早い段階で先入観を壊される。まるで韓国の格差社会を描いたドラマで、低階層の主人公が巻き返しをはかり観る者に爽快感をプレゼントするかのような面白さが。

以降、1対1形式のものから、チーム戦、プロと無名のシェフが共に力を合わせるなど、ラウンドが変わるたびに斬新な手法と類まれな審査基準で視聴者を飽きさせない。しかも人間ドラマまでしっかりと描き、感動まで盛り込んでいる。

脱出おひとり島 Netflix(2021、2022、2023)

『脱出おひとり島』は、2021年にシーズン1が配信されて以降、昨年まで毎年1本ずつお目見えされ、来年1月にはシーズン4が新たにラインナップに加わる予定の大人気恋愛サバイバル番組。無人島に集まった男女が過酷な共同生活を送りながら、パートナーを見つける構成となっている。

参加者は、芸能人顔負けのビジュアルに個性豊かなキャラクターを持っており、年齢と職業が明かされるまで想像しながら観るだけでも見応えがあるのだが、そんな彼ら彼女らが周りの出方をうかがい、時に駆け引きをしながら悩み、自分の気持ちに正直になる姿はリアルそのもの。女同士の静かな戦いが垣間見える場面も。

また、両想いになると思いきや、タイミングや言動1つで意中の人の気持ちが変わってしまうなど、最後まで誰に矢印が向いているのか分からない展開はロマンスドラマに負けない面白さがある。そんな参加者をスタジオで観ているMC陣の的確なツッコミもまた本番組の魅力の1つで、視聴者は共感せずにはいられない。

ザ・インフルエンサー (Netflix/2024)

『ザ・インフルエンサー』は、韓国の様々なソーシャルプラットフォームで活躍する名の知れたインフルエンサー77人が集まり、賞金3億ウォンを巡って最高の影響力を持つ人を決めるグローバル人気サバイバル番組。新人インフルエンサーとしてチャン・グンソクが登場し、さらに話題を呼んだプログラムだ。

今最もホットなインフルエンサーを一同に観ることのできる点はもちろん、存在感・波及力・話題性などをテーマに繰り広げられる手に汗握る多彩な戦略争いは、世界的大ヒットドラマ『イカゲーム』(Netflix/2021)を彷彿とさせるものが。最後の1人になるために手段を選ばない参加者の作戦の数々には圧倒される。

また制作陣が、番組の世界観に没入できるよう心血を注いだと言うセットは、オブジェや照明に至るまで手が込んでおり、演出も華かかつ圧倒的なスケールを誇っている。破格的という言葉がぴったりの番組で、視覚の面でも視聴者を楽しませているとして大好評を得た。

予測不可能な大どんでん返しや、独自ルールも番組を盛り上げた大きな要素の1つだ。

(ライター/西谷瀬里)

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