手のひらの色でわかる自分の状態とは!?【手相の教科書】
「手」を見る
手相は、手のひらに現れた線だけを見るものではありません。手の大小、しわの多い少ない、手のひらの厚さ、手の色やツヤの状態を見るだけでも、その人の性格や生き方などがわかったりします。
そのほか、皮膚が薄く柔らかい手の人は虚弱体質であったり、根気がなく、ものごとが長続きしない人が多いですし、手の皮膚がやたら硬い人は職人気質で頑固一徹、その道一筋という人が多い傾向があります。まずは、じっくりと「手」を見ることから始めてみましょう。
手のひらの色はどうか?
手のひらの色は先天的な要素もありますが、常に微妙に変化するものです。手のひらの色からその時の精神状態や健康状態を確認することで、良い色の時は張り切って頑張り、良くない色の時は意識的にのんびりするなど一日の過ごし方を工夫してください。
【ピンクの手のひら】
ストレスもなく、頭と心がクリアな状態でやる気と希望に満ちているとても良い状態。健康状態良好。
* 精神的にも肉体的にも状態が良く、明るい気分で楽しく過ごすことができます。明るい話題が多くなりそうです。
【青白い手のひら】
プライドが邪魔をして見栄を張りすぎている傾向がある。健康面では、循環器系が弱まっている傾向がある。
* まずは肩の力を抜いて素の自分でいられる時間を増やしていきましょう。気分も落ち込みやすく、何事もマイナスに捉えがちの状態です。趣味を楽しんだり、気の合った仲間と明るい会話をするなどして、少しずつ気分を高めていくと改善されていきます。
【白い手のひら】
人を信じられなくなり、心を開けずに内に閉じこもってしまう傾向がある。健康面では、神経質、低血圧、貧血気味の傾向がある。人の目が気になったり、自己否定や周りに対して批判的になりやすい状態。今は自分を見つめ直す必要がある。
* まずは、自分が好きなことや楽しめることをひたすらやってください。適度に汗をかくことも良いです。
【黄色い手のひら】
気難しく考えすぎて憂うつになってしまう傾向がある。人間関係にも疲れてしまい、人と接するのが面倒になりがち。
* 急に楽天的になることは難しいとは思いますが、あまり複雑に考えないよう意識して、「大丈夫、何とかなる」を口癖にしてみてください。意外と効果があり、物事をシンプルに考えられるようになります。健康面では、肝臓疲労になりやすい傾向があるので注意してください。
【赤い手のひら】
とても情熱的で活動的な状態。エネルギッシュでやる気に満ち溢れている良い状態。血の気が多くなり短気になりがちな傾向がある。
* 健康面では、高血圧、心臓、高コレステロールに注意してください。オンとオフを上手にコントロールできると良いです。
【出典】『新版 手相の教科書』 著:青木智