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スーパーマンの反体制パンク・ロック版だった『ブライトバーン』、監督はDC映画でジェームズ・ガンと再タッグなるか?

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新DCユニバースを統括し、『スーパーマン』の公開を控えるジェームズ・ガンが以前製作したスーパーヒーロー・ホラー映画、『ブライトバーン/恐怖の拡散者』(2019)のデヴィッド・ヤロヴェスキー監督が、ガンとの再タッグ、そしてDC映画参戦への思いを明かした。

『ブライトバーン』では、カンザス州の農村地域に飛行物体が墜落し、そこに乗っていた赤ん坊をある夫婦が育てはじめる。男の子には人智を超えたスーパーパワーが眠っていたが、しかし、彼は邪悪な心の持ち主だった……。スーパーマン/クラーク・ケントのオリジン・ストーリーを下敷きにした本作は、全世界興行収入3,300万ドルのヒット作となった。

© The H Collective

© The H Collective

米の取材にて、ヤロヴェスキー監督は「DCワールドに入りたいかと言われれば、適切な企画があれば。そこが一番重要です」と答えた。『ブライトバーン』に先がけ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)の劇中曲「Guardians’ Inferno」のMVを手がけたヤロヴェスキーは、ガンを「師匠(メンター)」と呼ぶ。「ジェームズを尊敬しています。本当に素晴らしい人だから」と。

「ジェームズは『スーパーマン』の製作に長い時間を費やしています。僕たちが『ブライトバーン』を製作したあと、彼が『スーパーマン』を作っているのは面白いですよね。『ブライトバーン』は(スーパーマンの)“反体制パンク・ロック版”みたいなものだから。(DC作品なら)映画のトーンは変わるでしょうが、もしも“また『ブライトバーン』をやろうよ”みたいな連絡をもらえたら、答えはイエス。ジェームズとは一緒にお仕事をしたいし、もしDCで仕事ができる幸運に恵まれるなら、それも最高ですね。」

現在でも『ブライトバーン』はカルト的人気を博しており、続編を望む声もあがっているが、2024年3月にガンは「今は続編の計画はない」と。ひとまず今はDCユニバースの統括に全力を投じる構えだ。

もっとも、ガン率いるDCユニバースはフィルムメイカー主導の企画が多く、ジェームズ・マンゴールドやルカ・グァダニーノといった名匠も今後のラインナップに参加している。いずれ機が熟したら、ヤロヴェスキーら“ジェームズ・ガン組”の登板もありうるかもしれない?

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