「納得しかない」 東名高速で車転落 小学生2人残して逃走の男 ”異常行動”のワケ判明
■無免許運転などの容疑で逮捕 男から違法薬物検出
浜松市で東名高速道路の路側帯に乗用車が転落し、運転していた男が逮捕された事件で、男の体内から違法薬物が検出されたという。この事件をめぐってはインターネット上で「登場人物の関係性が複雑すぎる」とコメントが集まったが、男が違法薬物を使用した容疑については「やはりそうだったか」と納得する声が多い。
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転落事故は6月1日午後1時半頃、浜松市中央区で発生した。47歳の無職の男が運転する乗用車が市道脇に設置されたガードレールを突き破って東名高速に転落した。
事故自体も珍しいケースだったが、事故後の男の行動が不可解だった。車には小学生の姉弟が乗っていたにもかかわらず、男は車も姉弟も置き去りにしたまま逃走した。
そして、男は事故翌日に道路交通法違反の疑いで逮捕された。無免許で運転していた上、車は男の名義ではなかった。また、車に乗っていた姉弟は男の子どもではなかった。
男が逮捕された翌日の3日、今度は車を所有していた無職の34歳の女が逃走中の男をかくまった疑いで逮捕された。警察は姉弟が女の子どもなのか明らかにしていない。
事故後の男の行動や姉弟を車に乗せていた理由など、はっきりしない点が多きことから、インターネット上では「登場人物の関係性が複雑すぎてパニックになる」、「頭が整理できない」といったコメントが並んだ。
ただ、きょう6日になって男から違法薬物の反応が出たという報道が伝えられると、納得するコメントが多かった。ネット上では「無免許運転だけで事故現場から逃走するとは考えにくかった。事故の起こし方も普通ではないので、飲酒か薬物の疑いがあると思っていた」、「おそらく誰も驚かない結果だろう。無免許だったら、小学生の子ども2人を置いて逃げない」などの意見があった。
複数の地元メディアは女からも違法薬物が検出されたと報じている。事件の内容が明らかになるほど、2人の子どもが不憫でならない。
(SHIZUOKA Life編集部)