住宅街にひっそり?!マザームーン出身のシェフの店『SYOKUDOU HIROSE』 神戸市
神戸の人気店「マザームーンカフェ」で約20年間腕を振るってきたシェフ、廣瀬清彦氏が独立し、『SYOKUDOU HIROSE』(神戸市東灘区)をオープン。旬の魚や野菜を中心に、その時一番美味しい方法で調理する洋風居酒屋です。
その場所に選んだのは、阪神御影駅と石屋川駅の間に位置する鳴尾御影線沿い。駅の賑わいからは少し離れた住宅街の一角で、11月から営業を始めています。一体どんなメニューなのか、期待に胸を膨らませつつランチでお邪魔しました。
店内は、赤レンガの壁紙と木で統一したインテリアで落ち着いた大人の雰囲気。「こぢんまりとした規模で地元に根付いたお店を始めたかった」と話す廣瀬さんが、スキー場の山小屋をイメージしたという温かみある空間です。
木製の椅子は、改装予定だったマザームーンカフェの店舗から譲り受けたものだそう。
前菜からスイーツまでが一皿に盛られたマザームーン人気のメニュー”大人のお子様ランチ”を始めとする料理のほか、店舗の立ち上げにも関わってきた廣瀬さん。その経験や繫がりを活かしつつ、同店では「旬をダイレクトに感じてもらえるメニューを」と考えているそう。
ランチはランチプレートとパスタランチの2種類。素材に応じて調理するので、日によって内容が変わります。
こちらが今回お願いした「気まぐれシェフのランチプレート」。色とりどりの野菜に目を奪われます!
サラダだけで10種類以上もの野菜が使われています。大阪・豊中で有機・減農薬栽培の野菜を扱う「ベジテラスバンビ」さんから配達されるちょっと変わった野菜がたくさん!
シャキシャキ食感の黄色い野菜は、生で食べられるかぼちゃコリンキー。紅芯大根や千切りにしたビーツ、黄色いカリフラワーなどなど、食べ進めるたびに新たな発見があります♪いずれはこうした野菜の店頭販売も構想中なんだとか。
取材日のスープは、なんとも愛らしい形のバターナッツかぼちゃを使ったスープ。トロリとした滑らかな舌触りの、甘~いスープに癒されます。
サクッと揚がった肉厚のフライはソイメバルです。魚介は週に1度中央卸売市場で仕入れます。
和風タルタルソースのイメージで、ピクルスや塩もみした玉ねぎが刻み入れられた山椒味噌ソースは、ソイメバルにも、隣に盛り付けたあじまるみ大根にもよく合います。ふろふき大根に似た味わいで、ご飯も進みます。ご飯は押麦入りでモチモチ♪
紫白菜にヤリイカ、押麦のサラダは、シャキシャキ、ぷちぷち、コリコリといった食感が楽しい一品で、今回一番のお気に入り。その他リンゴ入りポテトサラダも一皿にギュッと盛られており、これだけ乗ってこの価格は絶対にお得です。
さらに年内いっぱいはランチメニューが200円引きとなる特別価格で提供中。ディナーも素材を活かしたアラカルトが充実していて、アルコールと楽しめる魅力的なラインナップとなっていました!
場所
SYOKUDOU HIROSE
(神戸市東灘区御影石町2丁目14-17 サレール御影102号)
営業時間
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:30~21:00
定休日
なし
駐車場
なし