大阪市立美術館リニューアル記念《ゴッホ展》、“家族”という絆が紡ぐ芸術の物語——音声ガイドセットチケット6月5日発売開始
2025年夏、アートファン待望の展覧会が大阪・天王寺にて開幕する。 大阪・関西万博の開催を記念し、大阪市立美術館のリニューアルオープンにあわせて開催される特別展『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』が、7月5日(土)からスタート。 これに先駆けて、6月5日(木)より数量限定の「音声ガイドセットチケット」が販売開始される。
アートと語りが交差する——松下洸平がナビゲートする“ゴッホの声”
本展の大きな見どころの一つが、俳優・アーティストの松下洸平が担当する音声ガイド。
フィンセント・ファン・ゴッホ本人や弟テオの手紙を朗読しながら、兄弟の絆と、彼らが育んだ芸術の軌跡を優しく、時に情熱的に語る。
「声色を使い分けるのは難しかったですが、楽しみながら多くのことを学びました」と語る松下氏。
彼の声を通して浮かび上がるのは、画家ゴッホではなく、人間ゴッホの温かさと葛藤だ。
この音声ガイドは、美術館会場でのレンタル版と、スマートフォンアプリ「聴く美術」(7月5日から配信開始)の2形式で展開。
セットチケットには、前売観覧券と会場レンタル用のガイド引換券が含まれており、限定300セット・税込2,500円での販売となる。
家族が守り、継いだ——“ファミリー・コレクション”が語るもうひとつのゴッホ
今回の展覧会は、単なるゴッホ作品の回顧展にとどまらない。
ファン・ゴッホ家が代々守り続けてきた「ファミリー・コレクション」に焦点を当てた、非常に個人的で深いゴッホ像に迫る展示構成となっている。
展示されるのは、フィンセントの絵画30点以上に加え、日本初公開となる直筆の手紙4通など。手紙からは、芸術への想いだけでなく、弟・テオとの心のやりとり、家族への情愛がにじむ。
さらに、ファン・ゴッホ美術館の現在の活動も紹介され、現代に続く“家族の使命”と芸術の継承というテーマが、観る者の心に静かに訴えかける。
アートを通じて“体験”するゴッホ
展覧会をより深く味わいたい方には、松下洸平による音声ガイド付きセットチケットがとくにおすすめだ。
絵画を鑑賞するだけでなく、ゴッホの声、息づかい、風景までもが音で立ち上がるような体験が可能になる。
「ぜひ、彼の世界に飛び込むような気持ちで作品をご覧ください」と語る松下氏の言葉通り、まさに五感で感じる“ゴッホの物語”が展覧会のもう一つの主役だ。
チケット情報(数量限定)
音声ガイドセットチケット:2,500円(税込)/300セット限定
※一般前売券+ガイド機引換券
※アプリ版は対象外
販売期間:6月5日(木)~7月4日(金)
通常前売券(~7月4日まで)
一般:2,000円/高大生:1,100円/小中生:300円
家族割チケット(数量限定):2,000円(一般+小中生 各1枚)
オンライン購入限定の企画チケットのため、気になる方は公式チケットサイト(ART PASS)や主要プレイガイドを早めにチェックしておきたい。
開催概要
展覧会名:ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
会期:2025年7月5日(土)~8月31日(日)
会場:大阪市立美術館(天王寺公園内)
開館時間:9:30~17:00(土曜は~19:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜・7月22日(火)※7月21日、8月11・12日は開館
芸術は、家族がつないできた。
ゴッホという孤高の画家が、どれほど深く家族の支えと愛情に包まれていたのか。
彼の色彩、筆致、そして言葉から、私たちはその真実を受け取ることができるだろう。
※グッズ付きチケット情報や展覧会の詳細は、公式サイトをご確認ください。
※あべのハルカス美術館で開催される「深堀隆介展」との相互割引も要チェック。
PR TIMES:
引用元:大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」音声ガイドセットチケットを6月5日(木)より、販売開始!