【加古川】「ププシュリンプ」オープン!“無添加ガーリックシュリンプ”が自慢のテイクアウト専門店
ガーリックシュリンプと聞くと、ジャンクなイメージを思い描く人が多いのでは?2024年10月5日、加古川市尾上町にオープンした「pupu shrimp(ププシュリンプ)」では、そんな概念ががらりと変わる“無添加ガーリックシュリンプ”を提供しています。ほかにも、ブリトーや国産小麦のマフィン、自家製シロップのドリンクなど、体が喜ぶヘルシーなメニューが盛りだくさんです♪
・「pupu shrimp(ププシュリンプ)」
鶴林寺から車で約3分、加古川市尾上(おのえ)町に、「pupu shrimp(ププシュリンプ)」がオープン!ハワイの海辺の建物をイメージした佇まいは、住宅街でひときわ目を引きます。オープン日は2024年10月5日。ガーリックシュリンプを扱うお店は市内ではもちろん、播磨エリアでも珍しく、遠方からもその味を求めて駆けつけます。
ハワイで出合ったガーリックシュリンプが忘れられず、何度も試行錯誤を重ねて再現したという店主。本場の味を追い求めて出来上がったのは“無添加ガーリックシュリンプ”でした。オーガニックコスメやオーガニックカフェで長年勤め、さまざまな形で美に携わってきた店主らしい料理で、なるべく有機野菜や添加物の入っていない調味料とスパイスを使うのがこだわりです。
・殻まで余すことなく味わえるガーリックシュリンプ
『ガーリックシュリンププレート』1,350円
『ガーリックシュリンププレート』は、初めて訪れた人にまずは食べてほしいイチオシメニュー。以前から縁のある「喜多農機」の加古川市産無農薬米「神喜舞(かんきまい)」に、大きなガーリックシュリンプと2種類のデリが付くボリューム満点のワンプレートです。
デリは、キャロットラペとポテトサラダが定番で、どちらもニンニクの風味を和らげてくれるサッパリとした味付けが特徴。バルサミコ酢の酸味が、後口爽やかに広がります。
「栄養が詰まった殻までおいしく食べてもらいたい」と、特に下味や揚げ方には苦労したそう。殻ごと特製の調味液に漬け込んだり、6種類のスパイスをブレンドしたり、高温で二度揚げしたりと、一尾を仕上げるために多くの創意工夫が凝らされています。
ニンニクとタマネギの存在感をしっかり残した“食べるソース”こと、特製ガーリックハワイアンソースは、パイナップルとハチミツが利いた甘めの味付けがクセになること間違いなし♪ 同店のガーリックシュリンプは、フルーティーなソースも相まってニンニクの辛みが抑えられていて、子どもも食べやすい味わいです。
やわらかくもっちり炊きあがった玄米とガーリックシュリンプの相性の良さは言わずもがな。テイクアウトして、晴れた日に外で味わえば格別のおいしさです。
・野菜たっぷり!ヘルシーなブリトーも
『オーガニックシュリンプブリトー』(1本)800円
ニンニクを避けたい人のために、ニンニクを使っていないメニューも用意しています。メキシコ発祥のブリトーは、トルティーヤの皮の中に、有機リーフ・エビ・うずら豆・アボカド・クリームチーズがびっしり!「有機野菜のおいしさをワンハンドで手軽に味わってほしい」という店主の思いが伝わる一品です。
味付けは、オーガニックサルサソースに豆乳ベースのクリーミードレッシングをプラス。トマトの酸味や唐辛子のピリッとした辛みがドレッシングのおかげでまろやかになり、異国の味が苦手という人も案外あっさり食べられるかも!?日ごろ野菜不足を気にしている人やヘルシー志向な人にもおすすめです。
・自家製シロップのドリンクやマフィンも人気
『自家製無添加シロップ(レモネード)』550円
ドリンクや焼き菓子など、カフェメニューもスタンバイ。特にドリンクは、全てのフードを対象に、100円引きになる『ドリンクset』も用意されているので外せませんね♪
『自家製無添加シロップ』のラインアップは、「レモネード」「ブルーベリー」「スパイスジンジャー」の3種類。主役となる素材によって砂糖を使い分けるなどして、テイストや甘みの加減を調整しているそう。「レモネード」にはてんさい糖とリンゴ酢をブレンドし、サッパリとした味わいに仕上げています。
『自家製無添加シロップ(スパイスジンジャー)』550円
5種類のスパイスをブレンドしたちょっぴり辛口のジンジャーエールは、大人向けの一杯。皮つきショウガのキリリとした風味が疲れた体に染みわたります。さらに、底に沈んだ刻みショウガのシロップをしっかりかき混ぜると、香りと黒糖の甘みが格段にアップ!甘いと辛い、相反する2つの味わいが見事に融合した一杯をぜひご賞味あれ♪
日によって顔ぶれが変わる店主の気まぐれマフィンは、小腹が空いたときにぴったりなサイズ感。取材日は『アーモンドバナナ』と『抹茶とレモン』(各300円)が用意されていました。
基本の生地には、100%国産小麦・きび糖・こめ油・豆乳など、体になじみやすい植物由来の素材のみを採用。噛んでいるうちに豆乳の風味がじんわり広がる素朴な味わいは、どんなトッピングともよく合います。
『抹茶とレモン』300円
自家製レモネードシロップのレモンを生地にもトップにも使った『抹茶とレモン』がこの日のイチオシ。レモンのキュッとした酸味が抹茶のほろ苦さでほどよくかき消され、爽やかな香りだけが生かされています。中央にどーんとのったスライスレモンがかわいらしく、どこから食べるか迷ってしまいますね。
「日本ではまだまだ浸透しきっていない無添加の良さや素材本来のおいしさを、大好きなガーリックシュリンプを軸に発信していきたい」と店主は語ります。その思いが伝わり、老若男女幅広いお客さんが訪れるんだそう。フードはもちろん、ドリンク一杯からテイクアウトできるのでお気軽にどうぞ♪
■詳細情報
■DATA
pupu shrimp(ププシュリンプ)
所在地
兵庫県加古川市尾上町安田105-5
営業時間
11:00~17:00