三崎小 日本の遊び、教えるね 台湾児童と交流
三崎小学校(三崎1の20の32)に、かねて交流を続けていた台湾の子ども6人が来日し、17日から21日まで交流体験が行われた。20日には4年生15人が児童らに日本の昔遊びを教えた=写真。
来日したのは、台湾新北市の實人(シーレン)実験教育学校に通う11〜13歳の計6人。市内中学校の外国語指導助手(ALT)であるクイニー・ライさんが通訳を務めた。
国際感覚の養成、英語教育の充実を図る三崎小では、以前から6年生が教育学校の約20人と月に一度オンライン交流などをしていた。今回は春節と学校の休みを利用し来日。合同授業が実現した。
子どもらは6年生の時間割に合わせて日本の授業を体験。総合の時間などで社会見学や昔遊び、みそ汁づくりなどを他の学年と行い、交流を深めた。20日、独楽回しやけん玉、折り紙など日本の昔遊びを教えた4年生は端的で伝わりやすい単語とボディーランゲージを交えながらコミュニケーションを取っていた。
教育学校のエディさん(11)は交流を通じて「『マグロ』や日本のあいさつの言葉を覚えられた。楽しい交流だった」と振り返った。