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遠州灘サーフルアーフィッシングで肉厚ヒラメをキャッチ!【静岡】マッチザベイトが奏功

TSURINEWS

遠州灘のサーフゲームで仕留めたヒラメ(提供:週刊つりニュース中部版APC・高木孝)

私がライフワークとして楽しんでいるサーフゲームは、春と秋がハイシーズンで年明けごろからターゲットが少なくなるが、海況に恵まれれば大型のヒラメが期待できる季節でもある。遠州灘サーフの釣果情報があったので私にもチャンスがあると思い、何回も釣行計画を立てていたが悪天候で中止が続き、気づけば3月下旬を迎えていた。

遠州灘でサーフゲーム釣行

夏のアユシーズンはサーフを休んでいるが、それ以外の季節で3カ月サーフに行かなかった記憶がない。ルアーをキャストできるか不安を感じながらも、3月30日に静岡県掛川市の弁財天川河口左岸のサーフに、ヒラメを狙って遠州灘でサーフゲーム釣行した。

この時期のサーフは最もターゲットが少ない時期となるため、釣行を得ることが難しい。だが、反応が得られればヒラメの可能性が高い季節でもある。その貴重な1匹を狙って、午前6時からキャストを開始した。

当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・高木孝)

釣行開始

7時に満潮を迎える潮汐で、8時ごろから強い西寄りの風が吹く予報のため、釣れるなら6時半~7時半の1時間が最も可能性が高いと考えた。

春の小型のベイトフィッシュを意識して、ビーチウォーカーリンバー95をキャストしながら、目に見える変化を狙うスタイルでキャストを繰り返した。

ハイシーズンならたくさんのアングラーが並ぶので探り歩くことができない海岸線だが、見渡す限り数人しかいない。開放感のある釣りを楽しみながら速いペースで探り歩いていると、エリアの中で最も浅く波が立ち上がるポイントが目についた。

肉厚ヒラメをキャッチ

そこは海面がざわついて、明らかに流れが効いていると感じられる。正面にキャストしてみると、向かって左からルアーが戻ってくる。そこで流れの上流にキャストして、スローリトリーブしてみると、ガツンと明確なアタリが出た。

全く予想していなかったのでアワセを決められず、ロッドを落としてしまいそうになった。だがロッドを立ててみると、しっかりフッキングしているようで、波間にグッドサイズのヒラメが見えた。

「今日もおいしいビールが飲める」と寄せ波に乗せて一気にランディング。周囲のアングラーに祝福されながら記念撮影を終えてキャストを再開した。

ビーチウォーカーリンバー95にヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・高木孝)

マッチザベイトが奏功

接岸個体は少ないようで複数安打とはならず、予報通り風が強くなってきたタイミングで短時間釣行を終えた。

釣果はヒラメ1匹というものだったが、狙い通りの時間とポイントで50cmには届かないものの肉厚のヒラメをキャッチできて、大満足の釣行となった。

おいしく食べようと処理してみると、ルアーと同じサイズのサッパを捕食していたため、マッチザベイトのルアーセレクトが功を奏したと感じた。春はベイトが小型で泳ぎが小さい傾向があるので、今後のルアーセレクトの参考にすると釣果につながると思う。

ベイトはサッパ(提供:週刊つりニュース中部版APC・高木孝)

<週刊つりニュース中部版APC・高木孝/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年4月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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