【大和市】中央林間ボクシングスタジオ 5選手がマスボクシングの全国大会で表彰台 肥塚さんは初出場で優勝
中央林間ボクシングスタジオ(太田茂会長)に所属する選手5人がこのほど、岐阜県で行われた第5回「全日本マスボクシング選手権大会」(主催/(公社)日本ボクシング連盟)で優勝、準優勝に輝いた。
マスボクシングは通常のボクシングとは違い、寸止めで拳を打ち合う競技。パンチを当てると減点、防御や反応が遅いと攻撃側に加点される。技術や戦術、積極性などで審判が勝敗を決める。
同大会は日本ボクシング連盟が主催。6カテゴリー・40階級に約350人が出場した。同スタジオからは佐藤忍さん(52)がU―60女子の160cmまでの部、池亀正雄さん(70)がU―70男子の170cmまでの部、肥塚秀彦さん(60)がU―70男子の170cm超の部に出場し優勝。渋谷佑樹さん(25)がU―30男子の170cmまでの部に、阿部和子さん(73)がO―70女子の160cmまでの部に出場し、準優勝した。
佐藤さんと池亀さんは鍛えぬいたジャブを、肥塚さんは手数の多さを武器にトーナメントを勝ち進み、決勝へ進出。相手選手にうまく対応し、自分のペースに持ち込み勝利した。
佐藤さんと池亀さんは2大会ぶり3回目の優勝で、肥塚さんは2年前に同会に入会。マスボクシングを始めてから約半年で初出場、初優勝を果たした。佐藤さんと池亀さんは「前回のリベンジができて良かった」、肥塚さんは「リラックスして試合に臨めた。優勝できて良かった」と振り返った。太田会長は「年々レベルが上がる中、みんな頑張ってくれた」と選手の健闘をたたえた。