低活性の金魚に挑むリベンジ釣行【埼玉・中の島釣り堀センター】宙釣り&エサの工夫で20匹キャッチ
今回は【中の島釣り堀センター】へ向かいました。低活性の魚を相手に、エサの大きさや仕掛けを工夫しながら試行錯誤。今回は満足のいく釣果を得ることができたのでしょうか。前回との違いや釣れた魚の種類にも注目しつつ、釣行の様子を振り返ります。
室内釣り堀で金魚釣り
仕掛けは前回と同じもの。ウキは前回よりも少し大きめのものを使いました。
前回は普通にエサをつけてタナ取りをして釣りをしていましたが、状況的にバクバクとエサを食べにくるような活性ではなく、今回も魚たちの動きはナーバスでした。一投目の反応が前回と同じだったため、試行錯誤の末、針先にエサを乗せるような形で狙ってみました。
モソモソと食べるなら、一口で食べられるような大きさなら釣れるのでは?と思い、いざ実践。策が功を奏したのか、そこから順調に釣れるようになりました。たくさん釣れるわけではありませんでしたが、約20分が経過した時点で8匹ほど釣れていました。
それでも状況は渋く、思ったような釣りはできていませんでした。状況が悪いのか、それとも自身の腕が鈍ったのか……。
底か宙釣りか
寒さの影響で底の方が釣れると思っていましたが、宙釣りで反応が良かったりすることがあり、時合の読みがうまくいきませんでした。魚も時間が経過するとエサに寄ってきて、すぐにバラけてしまう事態に。残り30分時点で、エサを小さくする作戦は振り出しに戻ってしまいました。
底にエサがつく前にむさぼられてしまうため、宙釣り狙いで行くことに。この時点で策がどうこうという考えはなく、意識をウキに集中させ、魚を掛けることに全神経を注ぎながら挑みました。
多種多様な魚が釣れる
時間も迫る中、かなり小さな当たりを合わせることに成功。その当たりの小ささに見合わない引きを楽しみ、上がってきたのは35〜36cmほどの鯉でした。お腹もかなり膨れていて体高も良い魚。
釣り堀と言えば数勝負がメインのようなイメージがありましたが、釣れる魚1匹ごとに特徴があり、それを見て楽しむのも一つの醍醐味だと改めて感じました。
そこから何匹か魚が上がる中、変わった魚が食いついてきました。10cmあるか分からないほどの大きさでしたが、上がってきたのはこげ茶色の金魚でした。
中の島釣り堀センターの金魚池には、文字通り金魚が泳いでいます。普通に泳いでいるのは見かけますが、実際に釣れるかというと、これが意外と釣れないのです。
口が小さいこともあり、大抵は鯉が最後の一口を持って行くため、あまりその姿を見ません。全然釣れないわけではありませんが、それでも久々に釣ると、改めて綺麗な魚だと感じます。
金魚池には鯉や金魚だけでなく、フナや雑魚もいます。昔釣った中には、ソウギョの子どもが混じっていたこともありました。金魚池はかなり多種の魚が狙えるため、飽きずに釣り続けられます。
最終釣果
そのまま終了時間を迎えて納竿。結果は20匹と前回より6匹増えましたが、それでももう少し釣ることができたと感じます。景品交換は今回もなしで、次回に持ち越し。
予報では少しずつ寒さが和らぎそうなので、そろそろ野釣りも再開したい時期。春が待ち遠しいです。
<泉陽登/TSURINEWSライター>