福岡のパンマニア「pantiki」が提案!福岡の推しパン⑥
福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせたパンマニアの「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンたちを、厳選してご紹介!パン好きさんは、必見ですよ!
2023年2月に太宰府市にオープン!もっと食べたいとさえ思う、Loop a Bread の「メロンパン」
太ると思いこんでいるものが、ありますか?
うちの母の場合は牛乳。
私はどうなのか?といいますと、食べ物全体でいうと餅です。
夏休み終わって太ってた事は無いのに、冬休み終わると絶対太ってた。それは餅のせいだ!と幼心に思ってしまったんですねぇ。
では、パン部門でいうと、何なのか?
バターたっぷりのデニッシュ類を挙げる方が多いようにも思いますが、私の場合は『メロンパン』です。
これまた三子の魂百まで系の思い込みなのですが…
故に、覚悟を持って食べるメロンパンには『めちゃくちゃ美味しいー!』という感動をもたらしてほしいと思ってしまう。
そう、カロリー取ったどー!の背徳感を払拭してしまう勢いで。
そんなこんなで、ハードルかなり上げ気味で挑んでしまうメロンパン。
Loop a Bread さんのならば、満足、且つ、もっと食べられる!とさえ思ってしまいました。
表面のクッキー生地はザックザック&カリッカリ!
クッキーはしんなりしてるのはダメ、認めない。そんな『噛みたい星人』の心をじゅうぶん満たしてくれます。
甘いクッキー生地と、甘く無い内生地のバランスも良いので、メロンパンって高カロリーパンだっけ?違うくない?みたいな食後感。
実際、小ぶりですし、カロリー恐るるなかれ!ですよ。うん。
Loop a Bread 店舗情報
住所:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府2丁目 7−5 Nishikimachi01[map]
営業時間:9:30 ~17:00
定休日:月、火曜日(※不定休あり)
駐車場:有
電話:092-408-6034
Instagram:@loopabread
https://www.instagram.com/loopabread/
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ずっしりした重みと、むっちり食感の本格派。Gal Bagelの「枝豆チーズ」【福岡市博多区】
ベーグラーさんが殺到しそうなお店が出来てますよー!
そう、以前lomaさんのベーグルをご紹介した時にも申しましたが、(ベーグル好きさんのことを、ベーグラーっていうんだぜ!的な記事)若い娘が殺到するパンの筆頭とも言える、ベーグル。
その専門店が出来ております♪
そもそも、他のパンと違って『一度茹でる』という工程が入るベーグルは、専門店の方が本格的な食感になり易いと言われておりますので、ベーグラーさんたちも、パン屋さんのそれではなく、専門店に足を運ぶことの方が多いようです。
そんなベーグル愛に溢れる方々も、きっと納得&愛してしまうであろう、Gal Bagelさんのベーグル。
開店間もない時から、既にテレビ取材が来ていたりと人気のようで、私が伺った日もプレーンは売り切れ。
唯一購入できた『枝豆チーズ』というフレーバーを頂いたのですが、まずはその『重み』ににっこり♪
ずっしり生地に、たっぷりの枝豆。
チーズ入りなので、焼き戻すと表面はカリッパリッとなり、ローズマリーの香りが立ち上ります。
噛み応えもじゅうぶん!ムッチリ!
ベーグルのラインナップは日に寄って異なりますので、いつ行っても楽しめますよ。
Gal Bagel 店舗情報
住所:〒812-0020 福岡県福岡市博多区対馬小路1−3[map]
営業時間:月曜・火曜 11:00〜15:00、木曜〜日曜 11:00〜19:00
定休日:水曜
駐車場:なし
Instagram:@galbagel
https://www.instagram.com/galbagel/
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明太フランスが看板の「フルフル」さんは、パン好きさんのワンダーランド【福岡市東区ほか】
メジャーどころに行きたがらない
ほんとにね、オタクって鬱陶しいイキモノですね、我ながらそう思います、、、
なんか天邪鬼というか、みんながイイね!と言ってるものに賛同するのに抵抗があるのか、そこに行くのも、食べるのも、なんか気恥ずかしくなると言うか、、、
というわけで、今まで行ったことがなかったんです、、フルフルさん。
そんなある日。
私はどのパン屋さんに行っても、食パンかクリームパンを必ず購入するのですが、『必ず明太フランスを買う』という方にお会いする機会があり、その方曰く『やはり、ナンバーワンはフルフルさん』だと。
そんなこと聞いてしまっては、もう、いてもたってもいられない!食べなきゃ食べなきゃー!です。
早速伺ったフルフルさんの本店。まずはお店の素晴らしさにKOされました。
なんとおもてなしの心に溢れていることよ。
看板商品の明太フランスにもそのホスピタリティは溢れていて。
長いバゲットで出来たそれは、何も言わずとも、半分にカットされ、油脂が染み出さないように、二重の包装をしてくださっており、さらには食べやすいように切り込みが細かく入っております。
明太子バターは、端から端までびーっしり!ソース、というより、印象としてはホントに『明太子』なんですよ。
かと言って、辛すぎない。このマイルド感は、かなり拘り抜かれ、精査された配合とお見受けします。それをこの量を入れて下さるなんて、太っ腹~(感動)
いやはや、久しぶりにこういう大きなお店で感動させて頂きました。
国産小麦パン工房 フルフル松崎本店 店舗情報
住所:〒813-0035 福岡県福岡市東区松崎2丁目15−22[map]
営業時間:8:00~18:00
定休日:火曜日(※お盆・お正月はお休み)
駐車場:あり
電話:092-671-9663
Instagram:@fullfullvillage
https://www.instagram.com/fullfullvillage/
パンはお取り寄せも可能だそう!詳しくはHPをご覧くださいね
HP:https://www.full-full.jp
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1つのお店でクロワッサンを食べ比べできる。「パンとお菓子の店 Fille de ble'(フィーユドブレ)」【福岡県飯塚市】
この歳になりますと、ある意味、自分がブランドです。
今まで培ってきた知識や教養、品、センス、人柄、、、全てがその人を彩っている。彩ってしまっている。
だから、いろいろな選択肢の中からブランド物を選ぶ事に到達した場合は違うとして、ただブランド物という『鎧(よろい)』に頼ろうとする人が、どうしても『着せられている』ように見えてしまう。
彩る、のではなく、自分を隠そうとした結果、ブランドの鎧から逆に『滲み出て』しまい、変に見えちゃうのだ。
鎧に頼らずとも、今まで少しずつ積み上げてきた『感覚』や『アンテナ』を使って、自分で選んでいける人になりたいと思っている。
パン(ひいては食全般)においても、それは同じで。
有名であろうが無かろうが、このお店は好きかもしれない、そう自分が思えば行ってみる。行ってみて、ああこれはやはり好きだな、と思える雰囲気とパンたちのお顔であれば、買う。
『食べ比べ』というのはとても楽しい修行だと思う。
パンとお菓子の店Fille de ble'(フィーユドブレ)さんの「クロワッサン」。普段のクロワッサンも、サクサクハラハラ、儚いけれどちゃんとバターの風味もしっかり感じる逸品なのですが、土曜日限定で、違うルセットのクロワッサンも出されています。
その名も「クロワッサン ブレ」。
左がクロワッサン、右がクロワッサン ブレ
普段のクロワッサンを、バターが主役、と例えるならば、こちらは生地が主役、とでも言おうか。食感はフワモソッとした感じで、通常のものとは全く違う。軽やかではあるが、あちらはサクハラッとした落ち葉。
こちらは、天然素材の薄いガーゼのようです。
どちらがお好きかは、まさに貴方のセンス次第♪
パンとお菓子の店Fille de ble'(フィーユドブレ) 店舗情報
住所:〒820-0013 福岡県飯塚市上三緒445番地4[map]
営業時間:10:00~17:00
定休日:日、月曜日(※不定休あり)
駐車場:あり
Instagram:@fille_de_ble
https://www.instagram.com/fille_de_ble/
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「賞味期限5時間」の理由を想像しながら味わう。mills by Truffle Bakery の「生しぼりクリームパン」【春日市】
mills by Truffle Bakeryさんは、2024年の2月末にできたばかりの、まだ新しいお店ですが、関東を拠点に全国に店舗を増やされていて、どのエリアでも大人気です。
看板商品の『白トリュフの塩パン』の美味しさは言わずもがな、個人的にはこのクリームパンに、心奪われてしまった次第。
「 『賞味期限5時間』 の生しぼりクリームパン 」
そう書かれたポップに釘付けになってしまうのは、わたしだけではない筈。
何故5時間なのだ!?と。
百聞は一食にしかず。そして、作り手さんの想いを受け止めるべく、購入後ソッコーで頂きました!
まずは生地。さっくりサクサクのブリオッシュ。この生地うみゃーい! です、バター感とたまご感に溢れている。
そして件のクリーム。
これがまぁ乳と卵の風味が、ほんとうに良いバランス!たまごが消えることなく、乳も活きている。これを感じ取れたのは、温度にも関係あるのでは。
時間制限の理由を、温度による素材の味わいの感じ易さ、衛生面、そして、風味。
この3つと勝手に感じ取りました。
はい、とても勝手に! 笑
mills by Truffle Bakery 福岡春日店 店舗情報
住所:〒816-0849 福岡県春日市星見ヶ丘6丁目90[map]
営業時間:9:00~19:00
電話番号:092-558-8815
定休日:月曜日(※不定休あり)
駐車場:あり
Instagram:@trufflebakery
https://www.instagram.com/TruffleBAKERY/
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“趣向を凝らした冷やし系”パンを楽しむ夏。パンサクの「冷やしクリームパン」【福岡県糟屋郡篠栗町】
クリームパンが好きなんです…だからクリームパンの話がついつい多くなります。すみません。
そして、これからどんどん暑くなるにつれて、更にクリームパン話が増えてくる予感です……なぜなら、そう、夏は『冷やしクリームパン』なるものが登場するからでありまーす!
夏場はどうしても、パン屋さんの売り上げが落ちてしまいます。やはりね、世の皆さまは暑くなると、ざる蕎麦とか、冷やし中華とか、そういうチュルチュルッと食べられる冷たいものに走りがち。
かくいう私は、夏でもパンを裏切ることは致しませんよ。夏でもパンLOVE♪
そして、食後のデザートとして頂きたいのが『冷やしクリームパン』。
今回ご紹介する「パンサク」さんは、糟屋郡篠栗町にある小さな可愛いパン屋さんです。
こちらがパンサクさん流「冷やしクリームパン」!
バターの香りがふうわり鼻腔をくすぐる、しっとり柔らかいブリオッシュ生地、うんうん、この生地ならば冷蔵庫に入れていても硬くなりませんね。しかも、冷えているのにこんなにバターの風味がしっかり感じられるなんてすごいなぁ♪
中のクリームは、上半分が生クリーム、下にカスタードとラズベリージャム。まるで洋菓子のように層を成しています。甘すぎない生クリームとカスタード、そこへラズベリーが甘酸っぱさのアクセントになって……美味しい〜
暑くなっても、楽しめるパンはたくさんあるのです。各パン屋さんの“趣向を凝らした冷やし系”を探す夏も、良いものですよ。
パンサク 店舗情報
住所:〒811-2413 福岡県糟屋郡篠栗町尾仲695−5[map]
営業時間:10:00~16:00 売り切れ次第閉店
電話番号:092-984-1450
定休日:木、日曜日
駐車場:あり
Instagram:@pansaku_sasaguri
https://www.instagram.com/pansaku_sasaguri/?hl=ja
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