食と命の大切さ学ぶ 大手町小がウシ飼育
食と命の大切さを学ぼうと、上越市立大手町小学校の5年生がウシを飼うことになり、10日(火)に学校に迎え入れました。
ウシを飼うことになったのは、大手町小学校の5年生40人です。児童は総合学習で食と命の大切さについて学んでいます。
ウシは今年4月に生まれたメスで、上越市頸城区の荻谷畜産から買いました。
児童は荻谷畜産の荻谷哲也さんにミルクの作り方を教わったあと、ウシにあげました。
続いて一緒に散歩をしました。
児童はこの日のためにエサの種類や健康観察の仕方を調べてきました。また小屋の掃除や飾り付けもしました。 児童は毎日、えさやりや小屋の掃除をしながら、ウシに名前をつけるのか話しあうことにしています。飼育は来年1月までの予定です。
児童
「命のありがたみを知るためにウシを飼った」
「(ウシ)緊張していた。仲良くなりたい」
「成長したらどんな感じになるのか楽しみ」
大手町小学校 大澤雅士教諭
「子どもたちは、ありがたみってなんだろうと聞くと、漠然としたものは持っているが、具体的に説明するのは難しい子が多いと思う。1年かけて自分なりに話せるようになったり行動に移したりできるようになってほしい」