Yahoo! JAPAN

えちご・くびき野100キロマラソン 来年の開催を最後に終了

上越妙高タウン情報

上越市を舞台にしたウルトラマラソン「えちご・くびき野100キロマラソン」が来年の開催を最後に終了することが決まりました。大会を運営する実行委員会は参加者の減少、ボランティア不足、事業費の増加などから継続が難しく、断念せざるを得ないと判断し、30年の歴史に幕を閉じます。

えちご・くびき野100キロマラソンは当時、市町村合併を見据えて、上越地域14市町村の一体感の醸成と地域振興のために1996年にスタートし、以後1年おきに開催してきました。

大会は頸城平野や峠、海沿いなど12市町村を走り抜けるコースが特徴で、休憩ポイントのエイドでは「おもてなし」として地元の食材を使った軽食が提供され、全国から多くのランナーが参加してきました。

一方で、エントリー数は台風で中止となった2018年大会の2761人をピークにコロナの影響も重なって減少し、前回の2024年大会は定員の2600人に対し、1982人と7割にとどまりました。エントリー数の減少により大会事業費の収支が悪化していました。

またボランティアも2018年大会にはおよそ3700人が登録していましたが、前回大会はピーク時より1000人少ないおよそ2700人にまで減りました。人口減少や高齢化で参加できない地域も出てきていました。

こうした理由から、上越市などでつくるえちご・くびき野100キロマラソン実行委員会は、8月29日に今後のあり方について検討する会議を開き、来年開催する第16回大会を最後に、終了することを決めました。

現在、実行委員会では最後の大会に向けて、実行委員を選出中で、今月下旬に第一回の実行委員会を開催する予定です。

 

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【鎌倉 観光スポットレポ】湘南の商店街を歩く - 「腰越商店街」は江ノ電が走る地元愛に溢れた街

    湘南人
  2. ヴェールを脱ぐ「La cave Takarazuka」vol.2「関西電力送配電㈱」が届けるレンタルワインセラーサービス「La cave Takarazuka」全容を公開!

    ワイン王国
  3. 大分市南部スポーツ交流ひろばがオープンしていました

    LOG OITA
  4. "日本らしさ"はいかにして作られたか?モンタージュから読み解く日本文化論

    TBSラジオ
  5. 【大阪】ついに関西初上陸! ロンドン発「COS」が大丸心斎橋店にオープン

    anna(アンナ)
  6. 【ニット】こう着ると、垢抜ける……。2025年12月おすすめの大人コーデ

    4MEEE
  7. 瀬戸のこたつで牡蠣食べ放題と熱々おでん!温×旨を堪能する冬のごちそう革命が誕生

    NAGOYA.
  8. <今更聞けないリカバリーウェアの基本>着るだけで疲労回復する仕組みは?妊婦や子どもも使える?

    ママスタセレクト
  9. 【熊本市西区】銀色のドームは何だろう?金土日限定!熊本市の隠れ家で楽しむ可愛いティータイム【Bambi from ADU-kitchen】

    肥後ジャーナル
  10. 吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【放流日の翌日ってどうよ!?#1】

    TSURINEWS