『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作、ジョニー・デップ復帰の可能性が浮上 ─ ディズニーとの和解なるか
海賊アドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに、ジャック・スパロウ役ジョニー・デップが復帰する可能性が浮上してきた。米Varietyが報じている。
現在、『パイレーツ・オブ・カリビアン』はリブート版とスピンオフ企画が進行中と伝えられているが、デップはプライベートの裁判沙汰により事実上の降板となっていた。2022年、ディズニーは元妻アンバー・ハードから家庭内暴力で告発されたデップとの関係を断ち切ろうとしたが、デップはハードに対する名誉毀損裁判で勝訴。以降、シリーズへの復帰説が囁かれるようになっていた。
このたび米は、デップが暴力疑惑のためにディズニーから追放状態であること、しかし勝訴によって復帰への道を歩んでいることを報じている。シリーズのプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーは新作の脚本を2バージョン開発中で、関係者によると、ディズニーとデップが和解できればそのうちの1本に復帰する可能性があるという。情報筋の人物は、「除外されていること何ひとつありません」と述べている。
以前、ブラッカイマーは、「デップに出演してもらえるなら嬉しいです。彼はすばらしい俳優であり、良き友ですから」と前向きな姿勢を示し、デップと連絡を取り合っていることをいた。デップもハリウッドへの復帰作となるアクションスリラー映画『デイ・ドリンカー(原題)』に主演することがされ、業界との距離が縮まりつつある。
「2バージョンの脚本」が、発表済みのリブート版とスピンオフを指しているのか、そのうちの1本で2つの脚本が執筆されているのかは不明。いずれにせよ、ディズニーはデップの復帰を選択肢に入れて今後の展開を検討しているようだ。しかしデップは裁判中、自身と縁を切ろうとしたディズニーとは2度と仕事をしないとしてもいる。両者の和解は実現されるだろうか?
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