今年は過去最多の132社が参加! 「燕三条 工場の祭典」、参加企業による初回会議を実施
秋元哲平実行委員長
10月2日から5日に開催されるオープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典」の参加企業による会議が、6月4日に新潟県燕市で開かれた。今年は過去最多となる132社が参加。昨年を上回る約4万2,000人の来場を目指す。
「工場の祭典」は、新潟県燕市と三条市の工場を開放し、ものづくりの見学や体験ができるようにするイベントで、今回で13回目の開催。昨年から燕商工会議所と三条商工会議所両青年部有志が中心となって実行委員会を組織している。
2025年の参加企業数は、昨年の109社から大幅に増え132社(6月時点)となり、過去最多となった。また、県内外でのPRを強化。インバウンドの呼び込みにも力を入れる。昨年開催の来場者数は3万8,592人でCOVID-19のパンデミック後としては最多となったが、今年はそれをさらに上回る4万2,000人の来場を目指す。
昨年から引き続き、県内でデザイン・芸術関連を学ぶ学生とともにポスターなどの装飾や広告などを制作する。今年は8人の学生が参加する。今年のキービジュアルとポスターは7月末に発表する予定。また、「ローカルラボ」や「工場ミーティング」、公式Discordサーバーなどの取り組みも継続する。
第1回参加企業会議の様子
今年は過去最多の企業が参加する
6月4日に開催された第1回参加企業会議には約130人が参加し、実行委員会から今年の開催概要の解説や、各分科会の事業の紹介などが行われた。
秋元哲平実行委員長は挨拶の中で「参加工場数が歴代最多となった。来場者だけでなく参加工場にとっても、去年よりも熱い4日間になるよう私たち実行委員会も準備している。祭典の4日間だけでなく、自社の商品をPRする場、ほかの工場と交流する場、新たなブランディングを作る場などを用意している」と説明。
そして「いずれは通年を通して注目される観光スポットになってほしい。燕三条のものづくりは感情を揺さぶる力がある。たくさんの人に来てもらい、全身でその楽しさを感じてもらい、燕三条のファンになってもらいましょう」と呼びかけた。
【関連リンク】
燕三条工場の祭典 webサイト
【関連記事】
オープンファクトリーイベント「工場の祭典」が今年も開幕、「ものづくりの燕三条」を世界へ 新潟・燕三条 (2024年10月3日)
The post今年は過去最多の132社が参加! 「燕三条 工場の祭典」、参加企業による初回会議を実施first appeared on新潟県内のニュース|にいがた経済新聞.