意外と知らない「ティッシュ」で拭いてはいけない“3つのもの”「ダメだったの!?」「知らなかった…!」
汚れをさっと拭うのに便利なティッシュですが、どんなものでも使えるわけではありません。素材によっては、傷や劣化につながる場合も……。ここでは、うっかり間違いやすい「ティッシュでから拭きNGなもの」をご紹介します。
NGその1.メガネ
メガネのレンズが汚れているとき、手元にあるティッシュでさっと汚れを拭けると便利ですよね。食事中についた蒸気の曇りや、皮脂や手アカの拭き取りも手軽にできます。
しかし、メガネをティッシュでお手入れするのはNG。ティッシュで拭き取ると、レンズに小さな傷がついてしまうんです。
水分を含んでいる保湿ティッシュなら大丈夫なのかというと、それも間違い。ティッシュの保湿成分でレンズがくもる恐れがありますので、便利でもティッシュで拭き取るのは避けましょう。
メガネのお手入れは、専用のクロスやクリーニング剤を使うのが適切です。
スマホやテレビ画面
メガネ同様、スマホやテレビ画面も汚れが溜まりやすく、ティッシュを使うと簡単です。
しかし、ティッシュは見た目以上にかたく、乾拭きするとディスプレイに傷をつける可能性があります。目には見えなくても、細かい傷がついて画面が見えづらくなるケースもあるんです。
どんなに手軽でも、ティッシュの使用は避けた方が無難。画面の汚れは、クリーニングクロスなどやわらかい布で拭き取りましょう。
楽器
繊細な楽器を、当然ティッシュでお手入れするのは間違いです。ティッシュのかたい繊維で拭けば、楽器そのものに細かな傷をつけてしまいます。
子どものリコーダーも、穴にティッシュを入れて詰まった経験があるため、個人的にはおすすめできません。
楽器によって適切なお手入れ方法が異なりますので、自己流ではなく正しいやり方を確認しましょう。
「とりあえずティッシュ」は避けて
万能なティッシュでも、間違った使い方をすると傷をつける恐れがあります。
誤って傷つけることのないよう、ティッシュの使い道にはくれぐれも気をつけてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア